CQ出版社は書籍・アマチュア無線運用シリーズの新刊として「宇宙規模の感動を体験できる 短波帯アマチュア無線 入門ガイド」(津田 稔/著)を8月24日に刊行する。B5変型判112ページで、価格は2,100円。
同社のWebサイトによると、同書は 『筆者が担当したアマチュア無線の養成課程講習会の合格者の人たちの多くが超短波帯(VHF)の小型ハンディ機で開局していきます.しかしわたしはそれに加えて,ぜひ飽きの来ない短波帯(HF)のおもしろさを知っていただきたいと考え,本書を書きました.筆者を50年以上の長きにわたりとらえて離さない,短波帯の魅力を入門者の皆様にお伝えしたいのです』とのこと。
全112ページの本文は、以下のように章立てされている。
第1章 交信よりもまず受信
第2章 受信機
第3章 短波の電波伝搬
3-1 概論
3-2 短波放送が複数の周波数で同時送信するのはなぜ?
3-3 電離層
3-4 不感地帯(スキップゾーン)
3-5 太陽活動と電離層
3-6 デリンジャー現象
3-7 ショートパスとロングパス
第4章 短波マニアの道
第5章 ハムになる道
第6章 アンテナについて
6-1 受信用アンテナ
6-2 アマチュア無線用アンテナ
第7章 モールス符号を覚えよう
7-1 モールスの歴史
7-2 モールス符号の覚え方
第8章 運用の実際
8-1 通常の交信
8-2 非常通信
8-3 電波障害対策
第9章 パソコンを活用した受信・交信
9-1 パソコンはハムの強力な助っ人
第10章 アンテナの自作と実験
10-1 ACコードを流用したダイポール・アンテナ
10-2 マグネチック・ループ・アンテナ(MLA:Magnetic Loop Antenna)
第11章 Q&A
第12章 短波通信の楽しみ方
第13章 短波より下の周波数
第14章 常備したい測定器と工具
14-1 測定器
14-2 工具
第15章 戦後日本のハム事情
●関連リンク:短波帯アマチュア無線 入門ガイド(CQ出版社)
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