ハムフェア2013に出展していたアンテナメーカーにも注目したい。コメット株式会社は測定部と表示部(パソコン)の距離を最大300m離せるワイヤレスSWRメーターや、144/430MHz帯リニアアンプなどを参考出品した。
アンテナメーカーのコメット株式会社は、アンテナと関連性が高い周辺機器の製造販売にも注力している。今回の同社ブースにも、そうした周辺機器の参考出品が多数あり注目された。いくつかを紹介しよう。
ワイヤレスSWRメーターのCMX-W390は、VSWRの検出部をアンテナ直下に設置し、表示部はパソコンを利用。双方をWi-Fiでリンクさせることで最大300m離れていても表示可能というもの。これによって精度の高いSWR値の検出ができる。詳細は同社が制作した動画(YouTube)でも閲覧可能=下記関連リンク参照。
CLA-45は144/430MHz帯ハンディトランシーバー(FMモード専用)に接続できるリニアアンプ。1~7Wの入力で、144MHz帯では45W、430MHz帯では35Wの最大出力が得られる。価格は未定。
フィン形アンテナ・ASF-430は、今夏に発売開始となった351MHz帯デジタル簡易無線登録局用のフィン形アンテナに続く第2弾。底部のマグネットで固定でき、430~435MHzをカバー。耐入力は5Wで2.15dBiの利得となる。価格は未定。
●関連リンク:
コメット株式会社
CMX-W30 promotional video(YouTube)
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