台風15号が日本へ向かって北上を続けている。気象庁の発表によると、8月31日(土)には九州、1日(日)には西日本方面に接近する可能性が高まってきた。アンテナやタワーに対する備えは万全だろうか?
気象庁が8月28日午前9時に発表した情報によると、台風15号は、沖縄の南を1時間におよそ15kmの速さで北北西へ進んでいる。中心の気圧は985hPa、中心付近の最大風速は25m、最大瞬間風速は35kmで、中心の南東側370km以内と北西側220km以内では風速15m以上の強い風が吹いている。
この台風は今後進路を北東に変え、9月1日9時には九州の西の北緯32度20分、東経129度40分を中心とする半径460kmの円内に達する見込みだ。中心の気圧は980hpa、中心付近の最大風速は30m、最大瞬間風速は40mが予想され、予報円の中心から半径540km以内では風速25m以上の暴風域に入るおそれがある。
予報円を見ると、最悪の場合は日本列島縦断のコースも考えられる。最新の情報に注意しつつ、アンテナやタワーの強風に対する備え、万一の停電のためにバッテリーやハンディ機の準備、受信機やラジオなどの情報収集手段の確保を進めておきたい。
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