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防災訓練に関東総合通信局が出展、デンパ君おすすめの「可搬型FM送信機」とは!?

9月1日、首都圏最大規模となる「九都県市合同防災訓練」が千葉県千葉市で開催された。この会場に、1エリアのアマチュア無線家にも馴染みが深い、総務省関東総合通信局がブースを出展し“災害時に役立つ無線”をPRした。

 

 九都県市合同防災訓練は、毎年9月1日に首都圏の自治体(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)が合同で行う大規模な防災訓練。今年は千葉市が幹事となり、安倍首相の臨席のもと、同市中央区の蘇我スポーツ公園をメイン会場に開催された。会場内にはさまざまな政府機関や関連団体、民間企業がブースを出展していたが、その中にアマチュア無線家にも馴染みの深い、総務省の関東総合通信局もテントを構えていた。

 関東総通のテントでは「災害時に役立つ無線」をコンセプトに、デジタル簡易無線登録局(アイコム製)や各種の衛星携帯電話などが展示。さらに日立国際八木ソリューションズの「臨時災害放送局用FM装置」がデモ運用を行い注目された。

 この装置は100W出力のFM放送バンド(76~90MHz)の送信機、電源部、ミキサー、オーディオプロセッサなどが小型のラックに収まったもの。上部には広帯域特性の可搬型送信アンテナを装備。災害が発生した際にはすぐに現場へ持ち込んで、FM放送が開始できるというもの(こうした場合、総合通信局は「臨機の措置」として、放送免許を口頭で出すこともあるという)。会場では実際にダミーロードを通した微弱電波で放送のデモンストレーションが行われていた。

 残念ながらアマチュア無線関連の展示は行われなかったが、ブースで配付された「災害時に活用できる情報伝達手段」という資料には、アマチュア無線の活用効果と災害協定の締結についてのガイドが書かれていた。

 

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九都県市合同防災訓練のひとこま。消防、警察、自衛隊、海保、赤十字など、さまざまな機関が参加

 

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会場内に設置された、総務省関東総合通信局のテント

 

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デモ運用を行っていた、日立国際八木ソリューションズの「臨時災害放送局用FM装置」。最大100W出力で価格は1セット750万円。上部のパイプ状のものが「可搬型送信アンテナ」で、水平・垂直いずれの偏波にも設定可能

 

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本体は電源、送信部、ミキサー、オーディオプロセッサなどで構成。キャスター付きで容易に運搬できる

 

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本体の背面。送信機のコネクターはN型。ダミーロードを介して微弱電波でデモ

 

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デジタル簡易無線登録局(アイコム製)、各種の衛星携帯電話などを展示

 

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炎暑の中、総務省のキャラ「デンパ君」もPRに頑張っていた

 

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ブースで配布された資料には、アマチュア無線クラブとの災害協定の締結方法も解説されていた

 

 

●関連リンク:

災害対策用無線システム等の展示・デモンストレーション(関東総合通信局)

臨時災害放送用FM装置(日立国際八木ソリューションズ)

 

 

 

 

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