世界には電鍵コレクターがいるかと思えば、ハンドメイドの電鍵で楽しんでいるハムもいる。通信の基本とも言えるCW。とりあえず短点と長点が打てればQSOできるから、パドルの構造も非常にシンプルにできる。そこには各局の創意工夫がいっぱいだ。
まずこの動画を見て、あまりのシンプルさに唖然とした。指に電線の銅線部分をグルグル巻き付けて、指パッチンならぬ、指パドルのできあがり。右手の親指が短点、人差し指が長点という具合だ。銅線が指から外れないように、テープで止めているのも涙ぐましい。しかもかなり大げさで、セッティングするまで少々時間がかかりそうである。
一方で、100円ショップでも購入可能なダブルクリップとイヤホンジャックを合体したパドルも登場! その名も「Jack key」。こちらは見方によってはちょっとカッコいい。パドルの調整に時間を要しそうだが、我々でも十分実験できそうだ。
と思えば、非常にシンプルな構造なのに、なんとも軽快に、打ち心地も良さそうなパドルも。材質はプラスチックだろうか。パドルのしなり具合といい、重量感のある台座も存在感を与えている。
●指パッチンならぬ、指キーイングが楽しめる!?
●ダブルクリップとイヤホンジャックの合体。その名も「Jack key」
●非常にシンプルな構造なのに打ち心地が軽快なパドル
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