静岡、愛知、岐阜、三重の4県を管轄する総務省東海総合通信局。2エリアのアマチュア無線家にはお馴染みの存在だが、同局のWebサイトに掲載されている「マイメディア東海」という広報コーナーが読み応え満点であることは、あまり知られていない。さまざまなイベントのリポートはもちろん、重要無線局の障害事案を緊急探査する迫真のドキュメント、南極観測隊員の貴重なリポート、果ては鉱石ラジオの作り方まで書かれているのだ。
アマチュア無線家にとって各地の「総合通信局」は、免許関係で“お世話”になる役所であると同時に、電波のお巡りさん的な役目(監視業務)から“お世話になりたくない”という気持ちにもなってしまう「微妙な存在」なのかもしれない。
そうした存在を意識してか、各地の総合通信局は業務内容や、電波の正しい利用法などをPRするために、さまざまな取り組みを行っている。
東海総合通信局の場合、アマチュア無線関連のイベントに積極的に参加し「不法無線局探索車(DEURAS-M)」を公開したり、講演活動なども行っている。さらに同局のWebサイト上に「マイメディア東海」というコーナーを設け、イベントの参加リポートや南極観測隊員による貴重な南極リポートなどを掲載。また2013年6月からは毎月1回のペースでコラムを掲載している。
★東海総通「マイメディア東海」に掲載されたコラムの内容
第1回:「ワイヤレスICカード」
電波を利用した便利なモノは携帯電話だけではない
第2回:「重要無線局障害対応」
重要無線局の障害に対応した電波監視官(監視課)のある一日
第3回:「カーセキュリティと謎の電波」
土曜日、日曜日と平日の夕方以降に限って車の「カーセキュリティ」の解除ができなくなって困っているという相談の顛末
第4回:「鉱石ラジオ」
空間にあるラジオ放送電波のエネルギーを利用する電源不要のエコなラジオのお話
このコラムは読み応え満点。総合通信局ならでは…と思わせるような写真も多い。各コンテンツへは下記関連リンクから、東海総合通信局の「マイメディア東海」のコーナーを見て欲しい。
●関連リンク:マイメディア東海(総務省東海総合通信局)
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