気象庁が7日15時に発表した、台風24号の72時間進路予想図。西日本は完全に暴風域の中だ
沖縄付近にある台風24号が、九州から西日本方面へ近づく可能性が高まりつつある。気象庁によると、10月8日（火）午後には九州に、9日（水）には西日本から北陸方面へ接近する可能性が高まってきたという。「非常に強い」勢力なので万全の注意が必要だ。
気象庁が10月7日15時50分に発表した情報によると、台風18号は、与論島の南東約50kmを1時間におよそ35kmの速さで北西へ進んでいる。中心の気圧は935hPa、中心付近の最大風速は50m/s、最大瞬間風速は70m/sで、中心から北東側390km以内、南西側280km以内では風速15m以上の強い風が吹いている。
この台風は今後進路を北寄りに変え、10月8日15時には九州の西、北緯31度55分、東経127度25分を中心とする半径160kmの円内に達する見込みだ。中心の気圧は940hpa、中心付近の最大風速は50m/s、最大瞬間風速は70m/sが予想され、予報円の中心から半径300km以内では風速25m以上の暴風域に入るおそれがある。
予報円を見ると、6・4エリアに接近し、その後上陸するコースも考えられる。勢力が強く、しかも速度が速いので、最新の情報に注意しつつ、アンテナやタワーの強風に対する備え、万一の停電のためにバッテリーやハンディ機の準備、受信機やラジオなどの情報収集手段の確保を早めに進めておきたい。
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