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<見学ポイント>現役当時そのままの「無線通信室」でモールス体験ができる「函館市青函連絡船記念館 摩周丸」

今日から3連休という方も多いだろう。「全市全郡コンテストよりも家族サービス」というハムのために、家族連れでも楽しめる見学ポイントをひとつ紹介しよう。北海道函館市の旧・函館第二岸壁に係留保存されている、青函連絡船の「摩周丸」だ。操舵室や無線通信室が現役当時のまま残り「モールス通信」も体験できるという。

 

※hamlife.jpより 本記事は2013年10月に掲載したものです。

 

摩周丸の船首部分(写真提供=函館市青函連絡船記念館摩周丸)

摩周丸の船首部分(写真提供=函館市青函連絡船記念館摩周丸)

 

 摩周丸は、1988(昭和63)年3月13日の運航最終日まで活躍していた青函連絡船(1965年竣工、8327.71トン)。運航終了後は実際の乗り場であった旧函館第二岸壁に係留・保存され、「メモリアルシップ摩周丸」として公開。10年前からは函館市に移管し「函館市青函連絡船記念館摩周丸」となった。
 Webサイトによると「操舵室(船橋)・無線通信室が当時のまま残り見学できるほか、旧グリーン船室前部を展示室に改装して、実物部品・模型等を展示するとともに、パネル・映像・音声で青函連絡船の歴史やしくみを解説しています」とあり、2階乗船口、3階屋内(旧グリーン船室)、3階屋外(遊歩甲板)、4階屋内(操舵室・無線通信室)、4階屋外(航海甲板)などが公開されている。では無線通信室を中心に写真で見てみよう。

 

旧函館第二岸壁に係留・保存されている摩周丸=2013年10月9日撮影

旧函館第二岸壁に係留・保存されている摩周丸=2013年10月9日撮影

4階に設置された無線通信室は現役当時の状態を保っている(写真提供=函館市青函連絡船記念館摩周丸)

4階に設置された無線通信室は現役当時の状態を保っている(写真提供=函館市青函連絡船記念館摩周丸)

無線通信卓。中央にコールサイン「JHMI」のプレート。その上には沈黙時間入りのアナログ時計が並ぶ=2013年10月9日撮影

無線通信卓。中央にコールサイン「JHMI」のプレート。その上には沈黙時間入りのアナログ時計が並ぶ=2013年10月9日撮影

左側は全波スポット受信機(日本無線NRD-3D)、右は中波スポット受信機(461.5kHz、478kHz、500kHzなど)=2013年10月9日撮影

左側は全波スポット受信機(日本無線NRD-3D)、右は中波スポット受信機(461.5kHz、478kHz、500kHzなど)=2013年10月9日撮影

中央は「専用VHF」と書かれた受話器。左は中波の第2送信機(アンリツT-45C)=2013年10月9日撮影

中央は「専用VHF」と書かれた受話器。左は中波の第2送信機(アンリツT-45C)。丸いガラスの中にあるのはブレークインリレーだ=2013年10月9日撮影

 

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