10月21日発行のJARLメールマガジンによると、読売新聞社が発行している「よみうりアワード」の授賞式が9月から全国各地で順次開催されている。同アワードは単純に1万局と交信するだけではなく、各種条件のクリアが必要で達成には長い期間を有するなど困難を極める。国内で発行されている数あるアワードの中でも、最難関クラスのものとして有名な存在だ。
「よみうりアワード」は1969年から発行されている。WAJA(全都道府県交信)12組を含む国内1万局からのQSLカードが必要な「全日本10000局よみうりアワード」と、200エンティティ-、ITUゾーン70、6大陸や南極からのQSLカードを含む海外1万局のQSLカードが必要な「世界10000局よみうりアワード」があり、いずれも難易度が高く、完成には長期のアクティビティが要求される。このアワード獲得を究極の目標としてするアワードハンターも少なくない。それほど取得するには条件が厳しく、名誉なことでもあると言われる。
その「世界一万局よみうりアワード」と「全日本一万局よみうりアワード」の2つからなる「よみうりアワード」の授賞式が、9月から各地で開催されている。
本年の授賞式対象者は2013年6月現在の授賞候補者で、「よみうりアワード」の審査業務を行う読売システック社によると、エリア別の授賞者数は次のとおり(対象者の中には故人を含む)だと、JARLメールマガジンは伝えている。
●エリア別の授賞者概要
・北海道地方(世界よみうりアワード:1名、全日本よみうりアワード:7名)
・東北地方(世界よみうりアワード:3名、全日本よみうりアワード:9名)
・信越地方(世界よみうりアワード:名、全日本よみうりアワード:4名)
・北陸地方(全日本よみうりアワード:2名)
・関東地方(世界よみうりアワード:3名、全日本よみうりアワード:11名)
・東海地方(世界よみうりアワード:6名、全日本よみうりアワード:1名)
・関西地方(世界よみうりアワード:2名、全日本よみうりアワード:4名)
・中国地方(世界よみうりアワード:1名、全日本よみうりアワード:3名)
・四国地方(全日本よみうりアワード:1名)
・九州地方(全日本よみうりアワード:1名)
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