世界規模のDXコンテスト「2013 CQ World Wide DX Contest(電話)」が、10月26日(土)午前9時(日本時間)から48時間の日程で開催される。このコンテストに合わせて、珍エンティティーからのDXペディションも計画されるなど、DXerには見逃せないコンテストでもある。期間中、HFの各バンドは大賑わいとなる。しかも近年稀にみて黒点数が上昇。100以上と安定している。ハイバンドを中心に期待が持てそうだ。
日本時間で10月26日(土)09:00から10月27日(月)09:00までの48時間、US CQマガジン主催のコンテスト「2013 CQ World Wide DX Contest(電話部門)」が、80m、40m、20m、15m、10mの各バンドで開催される。
CQ World Wide DX Contestは、ほかのコンテストとは違う特徴がある。毎年このコンテストに合わせて、さまざまなエンティティーからのDXペディションが計画されているのだ。それらの計画を一堂にチェックできるサイトもある。特に有名なのが「NG3K Amateur Radio Contest/DX Page」だろう。
コンテストのナンバー交換は「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「CQゾーン番号(JA局は25)」のみのため、英語が苦手でもラバースタンプで短時間で交信が成立する。しかも相手局もコンテストで高得点を上げることが目的なので、弱い信号の局でもナンバー交換のために聞き取る努力をしてくれる。その結果、いつもなら簡素な設備からでは難しいようなDX局ともQSOできる確率が高くなるというわけである。
なお、コンテスト参加前に下記関連リンクから主催者のWebサイトにアクセスし、公式ルールを確認してほしい。
なお、10月18日でお伝えした「週末が楽しみ! 太陽黒点数(sunspot)が『148』」→『166』」へ急上昇」のように、近年稀にみて黒点数が上昇。100以上と安定している。ハイバンドを中心にカリブ海や西アフリカなど、入感しずらい地域からの信号も強く聞こたという話題が、無線家のブログで賑わっている。思わぬDX局との交信に期待が持てそうだ。
●関連リンク:
・CQ World Wide DX Contestルール(日本語)
・Summary of Rule Changes for 2013 CQ World-Wide DX Contest(英語/PDF形式)
・NG3K Amateur Radio Contest/DX Page「CQ World Wide DX SSB Announced Operations: 2013」
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