株式会社東京ハイパワーは、50Wのドライブ電力で出力230Wが得られる、430MHz帯のオールモードパワーアンプ・HL-255UKXを10月24日に発表した。定価は144,900円(税込)。
アマチュア無線や業務用リニアアンプのメーカーとして知られる株式会社東京ハイパワーは、430MHz帯のアマチュア無線バンドにおいて、50Wのドライブ電力で出力230Wが得られ、EME用途にも使用できる、オールモードのパワーアンプ・HL-255UKX(定価144,900円)を発表した。
同機種はパワーアンプ部に最新のMOS FETである三菱電機のRD60HUF1を4個使用。1~50Wの入力電力で5~240Wの出力電力が得られる。また低雑音 GaAs FET、MGF1302Fを採用した受信プリアンプを内蔵し、DX通信に威力を発揮するという。
サイズは 220W×86H×340Dmm、重量は約5.4kg。DC13.8Vで動作し送信時消費電流は最大36A。オプションとしてリモートコントローラーのHRC-60(4,179円)と、空冷ファン付きブラケットのHBK-300F(近日発売)がラインアップされている。
同社のWebサイトによるとHL-255UKXの特徴は下記のとおり。
●HL-255UKXの特徴
・ドライブ電力50Wにて、出力230Wが得られる430MHz帯パワーアンプです。
・ハンディトランシーバーからモービル、50W固定機まで幅広く対応しています。
・PICマイコンによる保護機能を搭載しており、電源ライン電圧、アンテナの状態を常に監視しています。異常があれば自動的に動作を停止させトラブルを未然に防ぎます。
・パワーアンプ部には、最新のMOS FET(三菱電機製 RD60HUF1×4)を採用し、余裕のある出力を得ています。
・トランシーバーから入力電力を検出して、本機の送受信切換を自動的に行うキャリアコントロール機能を搭載しており、トランシーバーと同軸ケーブルをつなぐだけで運用が可能です(SSB、CW、FM、AMなどオールモードでの運用に対応)。
・ローノイズで定評のある低雑音 GaAs(ガリウムヒ素)FET(MGF1302F)を採用した受信プリアンプを内蔵しておりますので、DX通信に威力を発揮します。
この製品のスペックなど詳細は同社Webサイトで(下記関連リンク参照)で。
●関連リンク:HL-255UKX(東京ハイパワー)
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