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【更新】<覚えておくと役立つ!!>各メーカーのアマチュア無線機「修理受付可否リスト」

昨日(11月2日)、東京ハイパワーが公表した「修理受付可能モデル一覧表」の情報を掲載したところ、大きな反響があり、hamlife.jpに“各メーカーの修理可否リストについても知りたい”というリクエストが寄せられた。そこで万一の場合に役立つ「主要アマチュア無線機メーカーの修理受付可否リスト」を紹介していこう。

 

アイコムが公開している修理受付終了機種リスト(有効期限 2013年6月1日~2014年5月31日)より

アイコムが公開している修理受付終了機種リスト(有効期限 2013年6月1日~2014年5月31日)より

 

 長年愛用しているアマチュア無線機の調子が悪い…といった場合、頼りになるのがその機種を製造したメーカーのサービス(サポート、アフターサービス)部門だろう。しかし多くのメーカーは、性能維持に必要となるパーツ類の供給の関係などから、製品の製造終了後、一定の年数で修理受付を終了しているのが実状だ。
 修理受付が可能な機種かは、各メーカーのWebサイトに「修理受付終了機種リスト」または「主な保守対応中のアマチュア無線製品」といった名称で公開されている。リストは更新される場合もあるので、下記リンクから最新版を入手すると良いだろう。

★アイコム
・修理に関する重要なお知らせ
http://www.icom.co.jp/topics/info-repair/

・修理受付終了機種リスト(PDF)有効期限 2013年6月1日~2014年5月31日
http://www.icom.co.jp/topics/info-repair/pdf/csProductsList_20130601.pdf

 リストは毎年5月末に更新されている。その機種の生産終了から10~14年が経過した機種は「条件付きで修理受付可能」となり、さらに生産終了から15年以上が経過した機種は「修理受付終了」となり調整や点検も受けられなくなる。
 同社では『生産終了から10年以内の機種は、従来どおり修理を承りますが、補修部品がメーカーにて廃品となっている、あるいは在庫切れ(入手不可)により修理が行えないこともありますので、10年以内の製品の修理を約束するものでないことをご理解お願いいたします』と呼びかけている。

★アルインコ
・アルインコ通信関連機器・修理サービス終了製品一覧
http://www.alinco.co.jp/denshi/11_w1.html

 アルインコの場合は「生産終了○○年で修理受付終了」という形式ではなく、ジャンル別、機種(品番)別に修理の可否を掲示している。そのランクは全部で3つある。

(1)「修理、部品販売を含む、一切のアフターサービスを終了させて頂きました」
(2)「修理サービスは終了させて頂きましたが、ノブ・内蔵電池・メーターなど、ご要望の多い機構部品・電気部品の一部に在庫があります」
(3)「一部の主要部品や製品を使うために必要なアクセサリーなどに欠品があるため、修理をお断りすることがある機種」

 なお、同社はFAQの中で下記のように説明している。
『販売時に保証書を添付しているアルインコ(株)電子事業部の製造する製品については、営業出荷を終了した時点から最低5年間は製品をご使用頂けるよう、アフターサービスをご提供致しております』

『上記の部品保守期限内であっても、災害による在庫の破損、在庫中の品質変化、盗難、部品メーカーの責に係る事情など、不測・不可抗力によるメンテナンス資材の損失・入手不可となる事態が起こった場合はやむを得ず保守・修理が不可能になる場合が考えられますので、予めご理解の程お願い申し上げます』

『但し弊社では、お客様にお喜びいただけるよう、ほとんど全ての製品について事実上は上記の期限を超えて可能な限りのメンテナンスを行っており、今後もそのように努める所存です。旧製品の保守・修理についてのご質問はお問い合わせフォームにてお問い合わせ下さい』

★八重洲無線
・主な保守対応中のアマチュア無線製品(2013年現在)
http://www.yaesu.com/jp/amateur_index/support/repairs.html

 八重洲無線は、『販売終了後6年間を目安として、保守サービスを実施しております。しかしながら技術の革新が早く、部品メーカーでの生産が完了してしまうものもあります。このような場合は6年を前にして、保守ができなくなることもありますが、あらかじめご了承ください』と呼びかけ、保守対応中の製品リストを掲載している。ただし掲示されているリストは「2011年現在」のものなので、その後の変動が予想される。 【追記:11月8日、八重洲無線は保守対応中の製品リストを「2013年現在」のものに変更した】
 なお、旧・日本マランツ株式会社製造のアマチュア無線機や受信機等は、すべて保守・修理サービスを終了しているので、この点にも注意したい。

★JVCケンウッド
・修理・故障に関する窓口
http://www2.jvckenwood.com/cs/service.html#com

 JVCケンウッドの場合、上記各社のような「修理受付可否リスト」は公開していない。「古くても修理できる機種・内容であれば対応するので、まずカスタマーサポートセンターへ相談して欲しい」というスタンスだ。
 あるアマチュア無線家は今年(2013年)、1988年から生産が開始された「TS-790」の修理を依頼し無事に完了したという。故障個所・修理内容にもよっても異なると思われるので、旧モデルの修理は相談してみるとよいだろう。

★東京ハイパワー
・アマチュア無線用製品の修理について
http://www.thp.co.jp/products/question/2013/10/post-6.html

・アマチュア無線用製品 修理受付可・不可一覧(2013年10月現在)
http://www.thp.co.jp/products/question/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%20%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2%E7%84%A1%E7%B7%9A%E8%A3%BD%E5%93%81%E4%BF%AE%E7%90%86%E5%8F%97%E4%BB%98%E5%8F%AF%E3%83%BB%E4%B8%8D%E5%8F%AF%E4%B8%80%E8%A6%A7.pdf

 東京ハイパワーに関しては、hamlife.jp11月2日掲載の記事のとおりだが、上にリンクを再掲しておく。

<メーカーが「修理受付不能」の無線機に対応するショップ>

 メーカーが「古すぎて修理受付不能」としている機種でも、技術力を背景に修理・整備を独自に請け負っているショップもある。ただしメーカーが行うサポート(アフターケア)とは異なり、専門店による個別のレストア的な作業となるため、当然だが価格は高額になり、完了までに長期間を要する。「期間や料金の問題ではなく、どうしても昔の無線機を動くようにしたい」という場合の選択肢と考えた方がよいかもしれない。そのショップの一例を下記に掲示しよう

●TMTサービス(富山県富山市)
http://www.toyama-smenet.or.jp/~tmt/page2.htm

 同店はWebサイトで『YAESU/TRIO/STARなどの国内アマチュア無線機器製で、メーカーでは修理不能な「真空管機種」や真空管からトランジスタに移行した頃の「Tr(トランジスタ)初期機種」を主に修理・整備を行っております』と告知している。

 また『その他国内製でも回路図などの資料をお持ちの場合はご相談ください。※現在、業務型無線機/受信機、572B以外のリニアアンプはお受けしておりません』とし、対象となる製品や修理基本工賃を掲載している。

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