12月3日、総務省コンプライアンス室は、沖縄県那覇市に新設されたD-STARレピータ局「JQ6YAA」のコールサインについて、沖縄総合通信事務所が誤って指定したものであることを認めた。現在、同事務所と申請者が対応を協議している模様だ。
この問題は、コールサイン研究で知られるJJ1WTL・本林氏が11月16日のブログで指摘し、同日hamlife.jpでも紹介したもの。
詳細はこの記事を参照
https://www.hamlife.jp/2013/11/16/jq6yaa-error/
レピータ局に割り当てるコールサインの文字列や、発給する順番は「電波法関係審査基準」の訓令で定められている。沖縄総合通信事務所の場合、JR6YA-YZの発給が終了したら、次は「JQ6YCA」から発給しなくてはならないことが明記されている。
本林氏によると、指摘を受けた総務省コンプライアンス室は、沖縄総合事務所にも事実確認した上で12月3日に下記のように回答。同事務所による「コールサインの誤指定」があったことを認めた。
お申し出いただきました沖縄のレピータ局のコールサインが
電波法関係審査基準と齟齬を生じている件につきましては、本
林様のご指摘のとおりであり、沖縄総合通信事務所がコールサ
インの指定を誤ったものでした。現在、担当部署が申請者と対
応を協議しております。
当室からは、担当部署に対して、今後はコールサインの指定
の誤りが生じないように確認を徹底するよう要請いたしました。
ご連絡が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
これにより、「JQ6YAA」のコールサインで運用しているD-STARレピータ局がどのような処置となるか注目していきたい。
●参考リンク:続・JQ6YAA…は誤発給(本林氏ブログ「CIC」)
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