12月7日に開催された「アイコムアマチュア無線フェスティバル in ならやま」の会場で初披露された、最大長51m(マストトップまで58m)の巨大クランクアップタワーが、フルダウン状態から上昇し、回転し、再びフルダウンする状態の動画を披露しよう。アップダウンの速さと静穏さ、タワーごと回転するスピードの速さに注目して欲しい。
12月7日に「アイコムならやま研究所」で開催された「アイコムアマチュア無線フェスティバル in ならやま」には、1・2・3・4・6・9・0の各エリアから、合計200名を超えるアマチュア無線家が来場した。
最大の注目は、初公開された巨大クランクアップタワー「LUSO 51MG」と、そこに取り付けられた80mの3エレ八木、40mの4エレスタックだろう。総工費は2,700万円、タワーは最小高13.5m、最大高51m(マストトップまで約58m)、総重量27トン。基礎部に縦横4m、深さ2.5mの穴を掘り、約100トンのコンクリートを流し込んでいるという。
講演したLUSOの担当者によると「昇降に50秒、回転させても1分程度、捉えたい局をみつけてから充分に間に合う時間を目標に設計した」と述べているが、実際の上昇・下降・回転も非常に速く、また作動時の騒音も「皆無」と言ってよいほどの静音設計になっていた。
ではhamlife.jp記者が現地で撮影した、アンテナタワーの上昇→回転→下降の動画を披露しよう。特に「上昇」と「下降」は動作開始から終了までノーカットである。そのスピードとスムーズさを実感して欲しい。
イベントの写真リポートはこちらをチェック!!
https://www.hamlife.jp/2013/12/07/icom-nara-event-3/
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