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<写真で見る>さようなら!! “昭和の香り”の短波放送局--「ラジオNIKKEI」社屋移転前の内部を激写!!

日本で唯一の短波放送局「ラジオNIKKEI」(旧・日本短波放送、ラジオたんぱ)が、この12月末をもって、57年間にわたり本社スタジオを置いていた東京・赤坂の自転車会館から移転することになった。移転作業が始まる直前の11月末、hamlife.jpに内部撮影の機会が与えられた。“昭和のラジオ局”の重厚な雰囲気が残る、その局舎内を写真で紹介しよう。

 

ラジオNIKKEI本社が入居する、東京・赤坂の「日本自転車会館」。魔の前はアメリカ大使館という絶好のロケーション。今回、再開発のため築60余年の建物が取り壊されることになった

ラジオNIKKEI本社が入居する、東京・赤坂の「日本自転車会館」。目の前はアメリカ大使館という絶好のロケーション。今回、再開発のため築60余年の建物が取り壊されることになった

 

 2014年8月に開局60周年を迎える短波放送局「ラジオNIKKEI」(旧:日本短波放送、旧愛称:ラジオたんぱ)が、2013年12月をもって、57年間にわたり居を構えた東京・赤坂の日本自転車会館を離れ、港区虎ノ門のオフィスビル内に移転することになった。
 同放送局は過去、「僕らのアマチュア無線局」「初級ハム講座」「ハム合格大作戦」「子門と照子のQSOジョッキー」「DX情報」「ハロー!ジーガム」「BCLワールドタムタム」「BCLスクランブル」「BCLタイム」など、アマチュア無線やBCL関連の番組も数多く放送してきたが、それらはすべて、この局舎で制作されたものだった。
 ここでは2013年11月に撮影した局舎内部とスタジオ、主調整室などの写真を紹介するが、別記事としてこの局舎の取り壊し風景と移転後の新社屋、また千葉県の「長柄送信所」と北海道の「根室送信所」のリポート記事も公開しているので、記事末尾のリンクを参照して欲しい。

 

<惜別!!ラジオNIKKEI赤坂本社--(1)局舎とスタジオ>

 

1階のエレベーターホールも広くて重厚。かつて大橋照子アナがこの前で記念撮影をしたことも

1階のエレベーターホールも広くて重厚。かつて大橋照子アナがこの前で記念撮影をしたことも…

 

建物6階の局受付。以前は受付嬢が配置され電話交換業務も行っていたが、最近は無人化されていた

建物6階の局受付。以前は受付嬢が配置され電話交換業務も行っていたが、最近は無人化されていた

 

各スタジオに通じる廊下。radiko.jpにおける聴取率1位の掲示が並ぶ

各スタジオに通じる廊下。radiko.jpにおける聴取率1位の掲示が並ぶ

 

取材時はちょうど経済番組を生放送中だった

取材時はちょうど経済番組を生放送中だった

 

アナウンスのほか、レコードやテープの音出しまでワンマンでできるスタジオもある

アナウンスのほか、レコードやテープの音出しまでワンマンでできるスタジオもある

 

複数名の出演者に対応したスタジオ。かつて「“BCLの神様”山田耕嗣氏追悼番組」や、大橋照子アナの番組もここで収録。年代物のカフスイッチ(1974年製)に注目

複数名の出演者に対応したスタジオ。かつて「“BCLの神様”山田耕嗣氏追悼番組」や、大橋照子アナの番組もここで収録。年代物のカフスイッチ(1974年製)に注目

 

副調整室の一例。デジタル収録に対応している

副調整室の一例。何度かの改修によりデジタル収録に対応している

 

レコードプレーヤーやオープンリールデッキも健在

レコードプレーヤーやオープンリールデッキも健在。ただ新品のオープンリールテープは入手難という

 

日経ラジオ社の事務スペース。天井が高いのは、かつてここをスタジオにする予定があったためらしい

日経ラジオ社の事務スペース(通称:大部屋)。天井が高いのは、かつてここをスタジオにする予定があったためらしい

 

次ページでは、主調整室の貴重な写真を紹介!!

 

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