第四級、第三級アマチュア無線技士の養成課程講習会を開催している、一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は12月25日、平成25年度上半期の「養成課程講習会受講者アンケート結果」を発表した。それによると講習会受講者の56.6%が「授業内容はわかりやすい」と回答していることが判明した。
このアンケートは、JARDハム教室では2013年4~9月、その他の講習会場では7~9月に実施(第四級、第三級合わせて107コース)され、回収率は対象受講者の81%という。
公開されたアンケート結果の設問は「授業の内容はわかりやすかったですか?」「講習会スタッフの対応はどうでしたか?」「教室の環境はどうでしたか?」の3つで、いずれも「わかりやすい」「良い」とするものが最多数となった。
JARDはこの結果について、「授業内容については、9割以上の方に講師の説明が分かりやすい、教え方が親切・丁寧、また管理責任者等スタッフについても良いとの好評価をいただいております。
その他、初めて電波法規や無線工学に触れる方にとっては戸惑う所もあり、もっと詳しい説明をしてほしいなどのご意見もありました。講師・スタッフ一同は、よりわかりやすい授業を心がける工夫と努力をしてまいります。
教室の受講環境についても半数近い方に良いとの評価をいただいております。また、具体的にいただいたご意見については、少しでも受講環境が改善されるよう取り組みを行っており、例えば、JARDハム教室ではスピーカーをより良い音が出るものに交換したり、冷暖房対策として、膝掛けを用意して希望者に利用いただく等の対策をいたしました。
当協会では、今後とも受講者の皆様に快適に講習会を受講いただけるよう努めてまいりたいと思いますので、引き続きアンケートへのご協力をお願いいたします」とアナウンスしている。
●関連リンク:
・JARD
・「養成課程講習会受講者アンケート上半期集計結果」について(PDF)
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