世界のアマチュア無線家のコールサイン情報がわかる「QRZ.com」だが、コールサインごとにオペレーター自身はもちろん、シャックやタワー、家族の写真などを掲載する無線家も多い。その中で、イギリスのアマチュア無線家、Richard Bone氏(MØUOO)は、とことん海辺からの移動実験を楽しんでいて、その様子を写した画像を多く紹介している。浮きを使ってアンテナを浮かべたり、海岸線ぎりぎりの場所にアンテナを設置しているスタイルは、移動運用の参考になるかもしれない。
昔から橋の上や堤防、河川敷などからの移動運用は電波伝搬的に有効だと言われている。回りに遮蔽物も少なく、地面近くまで水があるためアースも期待でき、打ち上げ角が低いなどの理由が挙げられる。
そんな移動スタイルを実践している海外のアマチュア無線を「QRZ.com」で発見した。イギリス(イングランド)のアマチュア無線局、MØUOO・Richard Bone氏だ。アップされている画像を見ると、徹底して海辺ぎりぎりにアンテナを設置している。アンテナだけでなく無線機を積んだ車も海辺ぎりぎり。今にも波がかぶりそうな場所や、砂浜でタイヤを取られかねないような場所もあって、度肝を抜かれる。
最初のほうにある画像は、イングランドのサウサンプトン海に浮かべた、20mバンドの1/4λアンテナ4本という説明が。イギリスの海岸線と共に八木アンテナやスパイダーアンテナなど、いろいろなアンテナが登場するから、見ていて楽しい。車に搭載されている無線機はアイコム・IC-7000と紹介していた。
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