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<今では入手困難>希少・貴重な「旧日本軍通信機器」がヤフオクに複数出品

旧日本軍の通信機器は終戦の物不足で部品取りにされたり、そもそも敗戦のため破棄されるなどして物自体が少ない。戦後70年近くの時を経て、数台を1台にまとめてレストアしているといったコレクターの話も聞く。そんな希少で貴重な「旧日本軍通信機器」の数々が、ヤフオクに出品されている。

 

「94式5号32号F型送信機」をはじめ、希少な「旧日本軍通信機器」がヤフオクに出品されている(ヤフオクの画面から)

「94式5号32号F型送信機」をはじめ、希少な「旧日本軍通信機器」がヤフオクに出品されている(ヤフオクの画面から)

 

  終戦まもなく、東京の闇市(秋葉原電気街はまだ誕生していない)では、戦火を生き延びた旧日本軍の無線機や真空管などのパーツ類が売られていたという。それらを使いOM諸氏は、アマチュア無線用の機器を作り上げていた。ハム再開時には、これらの改造無線機により開局申請を行ったケースが少なくないと聞く。

 このように旧日本軍の通信機器は現存数が限られ、何らかの改造が施されているものが多い。コレクションしたいと思っても、今では入手自体が非常に難しい。そんな希少で貴重な旧日本軍通信機器の数々が、ヤフオクに複数台出品され話題となっている。

 例えば、師団通信隊の主要機材だった「日本軍無線機 94式3号陸軍用送信機+発電機 ジャンク扱」の説明文を読むと、「外箱は木製ですがかなり丁寧に作られていますが軍で補充したものかどうかわかりません。真空管はオリジナルでなくUY807が刺さってます。フロントパネルの振動子ソケットのふたがありません。他はオリジナルのまま未改造で部品の抜けもないと思います。発電機は高圧低圧とも出力がありますが負荷テストや規定電圧の確認はしてません。」という記載が…。

 また、野戦歩兵用の「日本軍無線機 94式5号 32号F型陸軍用送信機 ジャンク扱」には、「ほぼ無改造だとおもいます。部品の欠けや壊れなど見たところありませんがケースの左上の方の溶接部に下部に向かい1cmほどクラックが入っています」と、戦後70年という歳月の流れを考えればコンディションは良さそうだ。

 どれも出品者は同じで、実機以外にも旧軍航空機や機関銃などの取り扱い古本(PDFデータ)なども扱っている。

 なお、このような旧日本軍の通信機器を紹介するブログなどあるが、なかでも「横浜旧軍無線通信資料館」や「日本の武器兵器」のWebサイトを見ると、貴重な旧日本軍通信機器の数々が詳しく紹介されているので参考になるだろう。

 

 

師団通信隊の主要機材だった「94式3号送信機」。同サイズの受信部があり、木箱入れられ使用されることもあった(ヤフオクの画面から)

師団通信隊の主要機材だった「94式3号送信機」。同サイズの受信部があり、木箱に入れて使用することもあった(ヤフオクの画面から)

 

手前の6号式手回し発電機は、主に携帯用に用いされた小型のもの(ヤフオクの画面から)

手前の6号式手回し発電機は、主に携帯用に用いられた小型のもの(ヤフオクの画面から)

 

陸軍航空部隊の汎用受信機として使われた地1号受信機。右上画像の受信ユニットを差し替えて周波数帯を変更した(ヤフオクの画面から)

陸軍航空部隊の汎用受信機として使われた地1号受信機。右上画像の受信ユニットを差し替えて周波数帯を変更した(ヤフオクの画面から)

 

 

●関連リンク:

・日本軍無線機 94式3号陸軍用送信機+発電機 ジャンク扱(ヤフオク)

・日本軍無線機用発電機 4台(94式6号、空023型用など動作品3台他)(ヤフオク)

・日本軍無線機 94式5号 32号F型陸軍用送信機 ジャンク扱(ヤフオク)

・日本軍用無線機 地1号(初期型)本体+電源+他 改造動作品(ヤフオク)

・日本軍用無線機用真空管マツダUF101ヒーター導通有ジャンク(ヤフオク)

・11冊!軍用取説(PDF)九四式六号無線機検査法及修理法参考他(ヤフオク)

・横浜旧軍無線通信資料館

・日本の武器兵器

 

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