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<国土交通省の公式サイトに掲載>ある意味、専門書よりわかりやすい「エアバンド(航空無線)を聞いてみよう」コーナー

日本の空の運航管理を司る国土交通省航空局が「航空管制官 公式ホームページ」の中に「エアバンドを聞いてみよう」という航空無線の受信ガイドのページを設けていることをご存じだろうか? その内容をみると、初心者でもわかりやすく解説が載っている。さすがご本家!「趣味系の専門書より内容が濃くてわかりやすい」と評判だ。

 

【hamlife.jpより】この記事は2014年2月に掲載したもので、その後、紹介したサイトは削除されています。

 

 

「国土交通省 航空管制官 公式」Webサイト

「国土交通省 航空管制官 公式」Webサイト

 

 

  V・UHF帯のアマチュア無線機には、VHF帯のエアーバンドが受信できる機種が多い。そのため実際に受信を楽しんでいるハムも多いだろう。

 

 国土交通省航空局による「航空管制官 公式ホームページ」には、驚くべきことに「エアバンドを聞いてみよう」というコーナーが設けられ、「管制官とパイロットは航空無線を使用して話をしていますが、その内容はエアバンドレシーバーという無線機を使えば誰でも聞くことができます」として、詳しく説明しているのだ。まさに国土交通省による公式エアーバンド受信ガイドといえる存在だ。

 

 最初の「航空無線の基礎知識」の章では「一般の航空無線では、民間機向けにVHF(117.975~137MHz)、軍用機向けにUHF(222~253.8/275~322MHzという周波数帯の電波を使います」と、具体的なバンドプランが紹介されている。もちろん「傍受した通信の内容を漏らしたり、窃用することは電波法で禁じられています」という説明もきちんとなされている。

 

 さらに、航空会社が使用するコールサイン、フォネティックコード、各管制席の役割分担、レーダー画面上の見方など、実に詳しく紹介。「CAB(Civil Aviation Bureau=航空局)航空」という、架空の民間機が登場し、出発から到着まで具体的な交信を再現。読んでいくと、航空無線受信の魅力を改めて感じられ、「受信して、航空管制や管制官の業務に興味を持って欲しい」という、国土交通省航空局の願いが込められているのがわかる。

 

 

 国土交通省の航空管制官の公式Webサイトでは、そのほか「管制官ってなに?」「管制官の一日」「めざせ!管制官」「管制塔バーチャルツアー」など、さまざまなコンテンツが用意されている。

 

 

●エアーバンドを聞いてみよう

 

・航空無線の基礎知識

・出発編・管制塔

・出発編・レーダー管制室

・到着編・レーダー管制室

・到着編・管制塔

 

民間航空会社のコールサインやフォネティックコードなど

民間航空会社のコールサインやフォネティックコードなど

架空の「CAB航空001便」が登場。管制との交信例を紹介

架空の「CAB航空001便」が登場。管制との交信例を紹介

レーダー管制では画面に表示される様子がわかる

レーダー管制では画面に表示される様子がわかる

 

 

 

 

●関連リンク:
国土交通省 航空管制官 公式
・国土交通省 航空行政の概要

 

 

 

 

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