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<見分けるポイントを掲載!!>第一電波工業、モービルホイップ「SG-M507」の粗悪な偽物(コピー品)に注意を呼びかけ

「ダイヤモンドアンテナ」ブランドの第一電波工業株式会社は、同社の144/430MHz帯モービルホイップアンテナの人気商品、SG-M507の偽物(コピー品)が出回っているとして注意を呼びかけている。整合がまったく取れておらず、無線機を故障させる原因にもなる粗悪品という。

 

第一電波工業のSG-M507(同社カタログより)

第一電波工業のSG-M507(同社カタログより)

 

 第一電波工業の144/430MHz帯のモービルホイップ・SG-M507は、手ごろなサイズ(全長730mm)のノンラジアルアンテナとして人気が高い。これに最近、同社の商標やロゴマーク、デザインをそのまま使用した「偽物(コピー品)」が出回っているという。
 本物と比較すると全長が約23mm長いうえ、エレメント中間の位相器(黒い筒状の部分)の長さなども異なる。そのためマッチングがまったく取れず、無線機を故障させる原因にもなる危険な商品という説明だ。
 以下に「正規品」と「コピー品」の違いを掲載する。

★全長の違い(コピー品は23mm長い)

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上はコピー品、下は正規のSG-M507。正規品の全長は730mm、コピー品はそれより23mm長い752mm。

★給電部からコイル下部までの長さの違い

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上はコピー品、下は正規のSG-M507。給電部側からコイル下部までの長さが異なる。コイルの形状や位相器の形状も違う。

★コイルの巻数と位相器の形状(長さ)、位置の違い

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上はコピー品、下は正規のSG-M507。コイルの巻数は正規品が少なく、位相器は正規品のほうが長い。

★給電部の違い(表面仕上げなど)

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上はコピー品、下は正規のSG-M507。シルバー部分の表面仕上げの違いや回転ホイップの構造が異なる。印刷されている文字の太さも異なる。

★コネクター部の内側の違い

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右はコピー品、左は正規のSG-M507。正規品はマッチング回路を下から挿入しているため、コネクター奥の金属部分に2つのくぼみがあるが、コピー品にはそれがない。

 なお第一電波工業では「製品は信頼できる無線ショップでの購入を」と呼びかけている。

●関連リンク:第一電波工業

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