一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は2月26日、4月1日から実施される消費税増税後も、現行の養成課程講習会の受講料(税込み)をそのまま据え置くことを発表。さらに平成26年度(2014年4月以降)に実施する「第四級標準コース」の受講料減額措置を、従来の「中学生以下」から「18歳以下」に拡大。高校生も7,750円で受講できることを公表した。
4月からの消費税増税を前に、アマチュア無線界でもさまざまな商品やサービスの「価格改定」の話題が相次いでいるが、3・4アマの養成課程講習会を実施している一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)からは、下記の2つの嬉しい発表が行われた。
●養成課程講習会の受講料等は、現行税込総額を据え置くこととします(受講料等の税込総額)
・第四級標準コース:22,750円
・第四級標準コース:(18歳以下)7,750円
・第三級短縮コース:12,750円
上記の額には、 無線従事者免許申請手数料1,750円が含まれています。また、第四級標準コースについては、 これまでに中学生以下の受講料を減額しておりますが、平成26年度からは18歳以下にまで拡大することとしております。
●高校生以下の受講料の減額(第四級標準コース)
小・中学生以下の皆さんにご好評をいただいている受講料の減額措置について、平成26年度より高校生(18歳以下)<※1>まで拡大することになりました。
これは、青少年の皆さんが養成課程講習会を受講しやすいように、第四級標準コースの受講料等を減額するもので、平成26年度より高校生(18歳以下)まで『7,750円<※2>』にすることとしたものです。
この料金が適用されるのは、平成26年度中の講習会を受講される場合は、平成8年4月2日以降に生まれた方が対象となります。
※1:事業年度において18歳以下の方
※2:第四級標準コースの受講料等(22,750円)のうち『15,000円』をJARDが負担
なおJARDでは、もうひとつの業務である「技適証明」の認証手数料は、4月以降、現行の手数料に新税率8%を適用する(平成26年4月1日以降に技術基準適合証明又は工事設計認証を行うものから適用)と発表しているが、これはアマチュア無線家に直接波及するものではない。
詳細は下記関連リンクで確認してほしい。
●関連リンク:
・消費税率引き上げに伴う受講料等のお知らせ(PDF形式)(JARD)
・「高校生以下の受講料の減額」について(第四級標準コース)(JARD)
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