岩手県と一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)岩手県支部が、災害時に被災地の情報を広く集めるために、県内のアマチュア無線家から災害時に協力を得ることを目的とした「災害支援協定」を3月10に新たに結んだと、NHK盛岡放送局やテレビ岩手、岩手日日新聞などが報じた。
報道によると、東日本大震災の教訓を活かして、JARLは岩手県内で大規模な災害が発生した際に県からの要請に従い、会員の協力を得てアマチュア無線を使い被災地の被害状況や支援要請などについての情報を収集し、県に伝えるとしている。
東日本大震災のとき、県内山田町の集落が森林火災で孤立。アマチュア無線で救援を要請し、100人余りが救助された経験がある。すでに118の民間団体と県は応援協定を結んできたが、通信分野での協定は今回が初めてだという。
●関連リンク:
・岩手県とアマチュア無線団体が協定(ニュースプラス1いわて・テレビ岩手)
・命を救う手だてに 県と災害時応援協定(岩手日日新聞)
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