このところ、50MHz帯のコンディションが良好だ。きょう3月15日午前には太平洋や南米方面が良好にオープンしている。DXクラスタにはLU、CE、ZP、PYなどの南米方面や、KH6、E51、A35、FK8など太平洋方面の入感リポートが並んでいる。
3月15日、DXクラスタには午前10時前(JST)から50MHz帯のDX入感情報が賑わうようになってきた。最初は47.9MHzや48.3MHzで聞こえるチリの音楽放送(高出力のため50MHz帯で南米方面オープンの目安になっている)のリポートが1エリアからアップされ、その後はCE(チリ)、LU(アルゼンチン)をはじめとする南米や、KH6(ハワイ)、KH9ビーコン(ウェーク島)などの入感情報が続いた。さらに11時台にはE51CG(南クック島)、A35JP(トンガ:日本人によるDXペディ)など珍しい太平洋のエンティティーのリポートもあがっている。
最近、50MHz帯のコンディションが良好だ。午前中は10時台を中心に南米や太平洋方面、夜間はVK(オーストラリア)やDU(フィリピン)方面などが連日のように入感している。日によって、また地域によって伝搬は異なるが、ロングパスによるアフリカ方面や、中東方面の入感リポートがアップされることもある。
ただ「同じコンディションは2日と続かない」と言われるのが“マジックバンド”50MHzの特徴でもある。今朝の「南米・太平洋まつり」が明日も同じように起きるとは限らないのだ。
【追記 3月15日午後】 本日、良好に入感したトンガからの日本人によるDXペディション、「A35JP」の50MHz帯の運用は、明日3月16日(日)が最後になる模様だ。
●関連リンク:
・DXSCAPE JA 50MHz
・A35JP DXpedition in March 2014
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