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<いよいよ明日から8%に>消費税の増税で「アマチュア無線にかかるお金」はどう変わる!?

明日から消費税が8%にアップされる。その影響は私たちの趣味であるアマチュア無線の世界にも少なからずありそうだ。ここでは3月31日現在で調査・判明している、各メーカーや関連団体などの「4月1日以降の商品、サービスに関する価格」に関する情報をお伝えしよう。

●大手アマチュア無線機器メーカー
 すでに大部分のメーカーは、商品の希望小売価格の表記を「5%税込み」の内税表示から外税表示に改めている。基本的にはこの本体価格に8%の消費税を掛け合わせたものが4月1日から適用されることになる。既報のとおり、JVCケンウッドは一部のオプション品を4月1日から値上げするが、それ以外の各社で、4月から本体価格を大幅に値上げする商品は見られない。
 ただしメーカーによっては、希望小売価格が「5%の税込み」で表記されている商品があり、これをそのまま外税表示や8%の税込価格にした場合、1円単位の端数が出てしまうケースがある。そうした商品に関しては、本体価格を多少調整(値上げ/値下げ)するケースも出ている。

 本体価格調整の例:
 ・5%税込みで49,800円の無線機

  →「47,800円+税」に変更(=本体価格が約371円値上げ)

 ・5%税込みで620,000円の無線機

  →「590,000円+税」に変更(=本体価格が約476円値下げ)

●主要アンテナメーカー
 既報のとおり、コメットが3月1日からサガ電子工業が4月1日から一部商品を値上げする。
 それ以外のメーカーには消費税アップとタイミングを合わせた大きな製品値上げの動きは見られず、アマチュア無線機と同様で「製品価格を外税表示に改め、8%分の消費税を加算する」というパターンが多い。
 ただし宅配便の各社が、4月から「法人向け」の配送運賃を大幅値上げすることから、特に長モノであるアンテナメーカーへの影響は大きい。直送・直販の場合の送料を改定する動きもありえるので注意が必要だ。

●通販系アマチュア無線ショップ
「4月1日の商品発送分からは、8%の消費税がかかる」というアナウンスをしているショップが目立つ。
 その場合、注文や代金振り込み、カード決済が3月中でも、在庫の関係などから商品発送が4月にずれ込むと8%の消費税が適用されることになる。混乱を防止するため、3月中の注文で3月中に発送できない場合、そのオーダーをいったんキャンセル扱いするショップもある。利用するショップの告知や案内に十分注意が必要だ。また宅配便の各社が、4月から配送運賃を大幅値上げするため、送料を改定する動きも出ている。

●QSLカード印刷メーカー
 キュービックは4月1日以降も税込価格を据え置くことを発表A4マニアックスは3月1日受注分から異例の「値下げ」を行ったアイカラー(諏訪印刷)は4月1日発送分から8%の消費税がかかることを案内。その他の国内大手メーカーについては現時点で価格改定の告知は見られない。

●郵便料金、国際郵便料金、IRCなど
 国内の郵便料金は4月1日から値上げされるが、消費税の対象とならない国際郵便やIRCなどは4月1日以降も従来の価格体系のままである。

●宅配便の運賃
 ヤマト運輸佐川急便など宅配便各社は、消費税アップ分を転嫁した新料金に移行する。ただし前述のとおり、大口の「法人向け運賃」は大幅に値上げされることから、ネット通販などを利用した場合の配送料には注意が必要となる。

●JARL関係
 JARL会費や転送手数料、アワード申請料などを4月1日以降値上げする告知は出されていない(会費改定を行う場合は社員総会での議決が必要)。しかし3月20日付けのJARLメールマガジン196号によると、申請書などの「販売品」は税込価格と送料が下記のように改定される。

 ・国家試験受験申請書 120円 送料82円
 ・アマチュア無線技士用無線従事者免許申請書 324円 送料82円
 ・アマチュア局個人・社団用開局用紙 864円 送料82円
 ・アマチュア局変更用紙一式 864円 送料82円
 ・アマチュア局再免許用紙 391円 送料82円
 ・アマチュア無線業務日誌 346円 送料82円
 ・ライセンスホルダー 1,363円 送料82円
 ・JARLバッジ 564円 送料124円
 ・QSLカード転送用封筒(20枚入り)216円 送料82円
 ・QSLカード(100枚入り)713円 送料165円
 ・カードケース 3,024円 送料720円

●国家試験、養成課程講習会、無線局申請関係
 アマチュア無線技士の国家試験は3・4アマの5月期試験から送料分が値上げされ、4アマ5,252円、4アマ5,002円となる。また1・2アマは8月期の試験から値上げされ、2アマ7,452円、1アマ8,952円となる
 養成課程講習会はJARDおよびQCQ企画は現行の税込料金をそのまま据え置くことを発表している。ラジオ少年も料金改定の告知は出されていない。
 また無線局の免許申請は、TSSの保証認定、総通への申請手数料ともに現時点で変更は発表されていない。ただしアマチュア無線局の開局、再免許の電子申請時に選択できる無線局免許状の「送料受取人払いサービス」は、日本郵便の代金引換サービスを利用していることから、4月1日以降は520円に値上げされる

●雑誌関係
 現在発売中の雑誌も4月1日以降に購入した場合は、8%の消費税となる。また4月1日以降で新たに刊行される雑誌は、8%の税込料金表示となる。一例を下記にあげておこう。

 ・CQ ham radio誌の場合:

  5月号(4月19日発売)から税込定価970円、年間購読料11,640円

 ・ラジオライフ誌の場合:
  6月号(4月25日発売)から税込定価710円、年間購読料 新規8,300円、継続8,030円

●電気料金
 大手電力10社は5月からの電気料金(4月分を検針)の大幅値上げを発表。各社とも現在の料金算定基準を採用した2009年5月以来の最高額となる。値上げ幅や料金は電力会社ごとに異なるので、各社のWebサイトで確認して欲しい。

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