4月8日、朝日新聞千葉版とWeb版「朝日新聞デジタル」は、3月6日に千葉県東金市の市制60周年を記念するアマチュア無線局「8J1TGN」の運用を開始したと報じた。東日本大震災による福島県南相馬市からの避難者を含めて、約30人が特別局の運営に参加。来年3月末まで、無線を通じて東金市を全国にPRし始めた。
千葉県内でも東金市は、アマチュア無線が非常に盛んな地域のひとつ。災害発生時に備えて対策作りなども進んでいるという。記事によると、今回、記念局を作ろうと呼びかけたのは、元教師の日暮さん。それに賛同する形で、市内にある、東金アマチュア無線クラブ、東金市役所アマチュア無線クラブのほか、多くのハムが運営に加わった。
4月1日付で、総務省関東総合通信局から東金市市制60周年JARL特別局 「8J1TGN」の免許が下り、運用をスタート。昨年11月から準備会を6回行い、参加者を募るなどして東金市以外からも運用者が集まり、この日を迎えた。地元自治体、東金市も交信証明書(QSLカード)の印刷費などの費用を補助すると伝えている。
なお関係者によると、この特別局開設の話題を取材し、記事を執筆した朝日新聞の記者(稲田博一氏)もアクティブなアマチュア無線家とのこと。
●関連リンク:東金市制60周年で記念アマチュア無線局開始(朝日新聞デジタル)
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