太陽黒点数(SSN=サンスポットナンバー)は2月28日の「279」をピークに下降傾向が続き、直近3日間はついに100を切ってしまった。その一方で、21MHz帯や28MHz帯では北米やヨーロッパを中心に、常連局の信号は短時間ではあるが聞こえており、それほど悪化した印象は感じられない。
「太陽黒点情報 – 宇宙天気情報センター」の発表によると、4月10日(木)の太陽黒点数が「78」と、3日連続で太陽黒点数が100を切っている。2月28日の「279」をピークに、その後は下降傾向が続き、低調のままの状態で1か月以上が経過した。
その一方で、実際のコンディションはそれほど酷い状況は感じない。ある程度の設備であれば、28MHz帯でも北米やヨーロッパを中心に、常連DX局の信号が聞こえている。これは、地球側の地磁気活動を表す「A-Index」や「K-Index」が良好に推移しているためだと言われている。
50MHz帯でも連日、地域によって入感状況に差はあるものの、VK(オーストラリア)や南太平洋からオンエアーする局が入感している。
●関連リンク:
●いったん広告です: