5月19日に総務省が2014年3月末のアマチュア無線局数を公表した。それによるとアマチュア無線局数は43万6,187局で、前月よりも163局減少した。
アマチュア無線局数は1995年にピーク(136万4,316局)を迎え、その後は減少が続いていた。直近では2014年の1月期と2月期は2か月連続で増加傾向が見られたが、今回発表のあった3月期では、前月よりも163局減少へ転じてしまい、2013年12月の水準まで下がってしまった。
しかし「前年同月比」で比較すると、前月(2014年2月)に続いての増加となった。さらに「年度末比」でも“昨年度(2013年度)より増加”という結果になった。日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏によると、これは「1993年度に比べての1994年度」以来、19年ぶりのことだという。
●関連リンク:
・無線局統計情報(総務省)
・アマチュア局総数(JJ1WTL・本林氏のブログ「CIC」)
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