株式会社アイ・オー・データ機器は5月19日、同社が2013年7月から発売を開始した無線HDMIアダプター「WFD-HDMI(ミラプレ)」の一部生産品について、電波法の規定に違反する状況のあることがわかったとして無償交換を発表した。購入者が同製品を使用すると「ユーザー自身が電波法違反となる場合がある」として即時使用中止を呼びかけている。
アイ・オー・データ機器の「WFD-HDMI」は、スマートフォンなどで撮った映像を、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)の電波を介してHDMI出力し、テレビなどで試聴できるようにする製品。しかし「5GHz帯の中で、認証を受けていない帯域の電波を発信する可能性」があることが判明。使用すると同社ではなく、ユーザー自身が電波法違反となる場合があることから、使用の即時中止と無償交換の手続きを呼びかけている。
対象製品は「WFD-HDMI」の2013年7月8日~2014年4月14日に同社を出荷したもので、本体底面に青いシールが“貼られていない”もの。詳細は下記関連リンクから確認してほしい。
●関連リンク:
・【リコール社告】無線HDMIアダプター「WFD-HDMI」商品無償交換のお知らせ(アイ・オー・データ機器)
・無線LAN規格の違い(アイ・オー・データ機器)
・アイ・オー・データ機器
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