第一電波工業株式会社が2014年春に導入した「無線デモカー」(ランドローバー・ディフェンダー)2台が、一般人に“アマチュア無線”をPRするために活躍中だ。さる5月17~19日に熊本県で開催された「九州キャンピングカーショー2014」には“黒”のデモカーが、また5月17日に山梨県で行われた「ランドローバーフェスティバル2014」には“白”のデモカーがそれぞれ参加。車両展示とアマチュア無線の啓蒙を行った。その模様を写真で紹介しよう。
今年3月の「西日本ハムフェアー」で初公開された、第一電波工業の無線デモカー(ランドローバー・ディフェンダー110)は、八重洲無線のFT-857、FTM-400Dなどを搭載した“白”と、アイコムのIC-7100やケンウッドのTM-D710Gなどを搭載した“黒”の2車両がある。いずれもアマチュア無線イベントでの展示はもちろん、一般向けに開催されている各種イベントにも参加し、アマチュア無線の楽しさや便利さのPRと正しい使い方の啓蒙活動を行っている。
このうち“黒”の無線デモカーは、5月17~19日に熊本県上益城郡益城町のグランメッセ熊本で開催された「九州キャンピングカーショー2014」に展示。引き締まった黒いボディーにアンテナを多数装着した硬派な車両が来場者の関心を集め、記念写真を撮る人が絶えなかったという。
一方“白”の無線デモカーは、5月17日に山梨県南巨摩郡早川町で行われた、ランドローバーオーナーの全国集会「ランドローバーフェスティバル2014」で展示された。集まったおよそ70台のランドローバーの中には、アマチュア無線のアンテナを装着した車両も多く、最新の無線機やアンテナに興味を示すオーナーも多く、また「自分もアマチュア無線を始めたいのだが」といった相談も寄せられ、アマチュア無線の啓蒙や製品のPRに一役買ったという。
第一電波工業によると、これらの無線デモカーは今後も「快適な無線運用」をテーマに、装備の充実を図っていくとのこと。現在のところ、次のイベントでの展示が確定している。
・7月6日(日)
小中学生向けアマチュア無線入門講座(JARD主催) 東京・科学技術館
・7月19日(土)・20日(日)
関西アマチュア無線フェスティバル 大阪府池田市・池田市民文化会館
・8月3日(日)
アイコムフェア in 名古屋 愛知県名古屋市中区 東別院会館
・8月5日(火)
JARD 4アマ養成課程講習会 夏休みコース(中学生以下対象) 東京・大正大学構内
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