八重洲無線株式会社は6月6日のメールニュースで、C4FM FDMA方式のデジタル通信に対応した、インターネット接続の通信システム「WIRES-X(ワイヤーズ・エックス)」をリリース開始し、関連機器(接続キット・HRI-200)を6月中旬に発売予定であることを発表した。
6月6日、同社がメールニュースで発表した内容は下記のとおり。
『WIRES-Xがいよいよリリースされます。アマチュア無線のインターネット通信では、日本最大のネットワークを誇るWIRESがC4FM対応のWIRES-Xとしてさらに進化を遂げました。
WIRES-Xでは、C4FMデジタルならでは高品位な音声と優れた操作性、使いやすく楽しい多くの新機能を実現しました。
発売時期→6月中旬予定
【WIRES-Xキャンペーン予告】
WIRES-Xご購入キャンペーンを行う予定です。詳細につきましては次号でご案内致します』
WIRES-Xは同社が提唱するVoIP通信システム「WIRES-II」のデジタル版という位置づけで、パソコンと無線機(C4FM FDMA方式の機種=現状ではFTM-400D)を接続するキット「HRI-200」が、2012年のハムフェア会場で初展示された。実に約2年かけての商品化となった。
なお販売店筋の情報によると、HRI-200の希望小売価格は22,000円(税別)。ノード間通信をC4FMモードで結ぶことで音質劣化がなく、高音質のVoIP通信が可能になるほか、音声以外に画像やテキストメッセージなどをアップロードすることもできることから、コミュニケーションの幅が広がると案内されている。
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