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【同行してみた!!】電子工作好き女性ガイド(3アマ)と行く、秋葉原「電子部品&パーツ街探検ツアー」密着ルポ

秋葉原のディープなガイドツアーを主催している「Akiba Deep Travel(Akiba.TV株式会社)」は、電子工作体験付きの「電子部品&パーツ街探検ツアー」を6月27日に実施した。「“電子工作女子”を自称する同社の女性ガイドが、秋葉原のパーツ店やアマチュア無線ショップなどを案内。さらに電子キットの製作も楽しめる」という触れ込みの、気になるツアーにhamlife.jpスタッフが密着。そのリポートをお届けしよう。

 

 

Akiba Deep Travelの電子工作体験付き「電子部品&パーツ街探検ツアー」のアマチュア無線ショップを訪れるコースを体験

Akiba Deep Travelの電子工作体験付き「電子部品&パーツ街探検ツアー」のアマチュア無線ショップを訪れるコースを体験

 

 Akiba Deep Travelは、東京・秋葉原周辺のディープなスポットを巡るガイドツアーを実施しているが、6月から7月にかけては電子工作体験付きの「電子部品&パーツ街探検ツアー」を3コース(合計6回)企画している(既報記事はこちら)。
 特にアマチュア無線家の間で話題になったのは、電子工作好きの女性ガイドの案内で、真空管・オーディオショップの「アムトランス」、アマチュア無線ショップの「ロケットアマチュア無線本館」、ゲーム用PCとVRディスプレイの「G-Tune」の3店などでさまざまな体験をし、さらには電子工作体験(電子ホタルキットの製作)が行えるという、キット付きで6,480円のコースだ。

 

 6月27日(金)午前10時、JR秋葉原駅の改札口にツアー参加者が集合。今日の案内を担当する、Akiba Deep Travelきっての電子工作好きで、第三級アマチュア無線技士の資格を持つガイドのMさん(昨年は特別局「8J1AKIBA」のオペレーターとしても活躍) が、案内資料を渡して注意事項などを説明し、さっそくツアーが始まった。

 

この日のツアーガイドは3アマ資格を持つMさん。昨年夏にはメイド服で特別局「8J1AKIBA」を運用した経験の持ち主だ

この日のツアーガイドはAkiba Deep Travelのスタッフで、3アマ資格を持つMさん。昨年夏にはメイド服で特別局「8J1AKIBA」を運用した経験の持ち主

 

 

 まず向かったのはJR総武線のガード下にあるラジオセンターだ。1階のパーツ店を見て、2階の山本無線e-BOX店で、透明のレンタルボックスに入った中古ラジオや無線機などの販売品をチェック。店内各所に貼られた昔の秋葉原の様子がわかる写真類を見ながら説明をしてくれた。
 そして「関係者以外立ち入り禁止」になっている階段を上って「4階」へ向かう。これまでラジオセンターは総武線のガード下にある関係で、2階か3階までしかないと思っていただけに、初めて訪れた4階とその古風な作りに参加者はみな驚いていた(実はAkiba Deep Travelの事務所がこの4階にある)。

 

まずは総武線のガード下にある「ラジオセンター」を見学。2階の階段を上がったところに小さな神棚が。この由来や秋葉原の歴史も教えてくれた

まずは総武線のガード下にある「ラジオセンター」を見学。2階の階段を上がったところには小さな神棚が。この由来や秋葉原の歴史も教えてくれた。後方は無線機やラジオの掘り出し物がある山本無線のe-BOX店

 

ラジオセンターには「4階」もあった。ほとんどの人が訪れたことのない迷宮を行く

総武線ガード下のラジオセンターには「4階」もあった!! ほとんどの人が訪れたことのない迷宮を歩く

 

 

 続いてツアーの一行は、メインストリートの中央通りを南下し、交通博物館の跡地に建てられたJR神田万世橋ビルを訪問。戦前はここに万世橋駅があったことや、交通博物館が建設されたことを示す看板やモニュメントで説明を受けた。

 

交通博物館の跡地に立てられた高層ビル「JR神田万世橋ビル」へ。ここは間近でJR中央線が見られることから、鉄道ファンに人気の新スポットだ

交通博物館の跡地に立てられた高層ビル「JR神田万世橋ビル」へ。ここは間近でJR中央線が見られることから、鉄道ファンに人気の新スポットだ

 

ここは戦前に鉄道省の万世橋駅があった場所でもある。東京駅のようなレンガの大ターミナルがあったという説明を聞く

ここは戦前に鉄道省の万世橋駅があった場所でもある。東京駅のようなレンガ造りの大ターミナルがあったという説明を聞く

 

 

 次はJR神田万世橋ビルから南西に数百メートル移動し、オーディオショップの「アムトランス」へ。同店自慢の真空管を使用したCDプレーヤーと真空管アンプで音楽を試聴を楽しんだ。ツアー参加者は、秋葉原の中心部からはやや離れた同店を訪れるのはもちろん初めて。真空管オーディオの魅力を堪能し、特製の“真空管の生写真”をプレゼントされ大喜びだった。
 なおアムトランスはラジオセンターの1階で真空管専門ショップ「アムトランス秋葉原店」も運営している。秋葉原で真空管に困ったときは立ち寄ってみると良いだろう。

 

オーディオショップの「アムトランス」で、同店自慢のオーストリア製真空管オーディオを体験。アンプはもちろん、CDプレーヤーまで真空管を使用しているということで、独特の暖かみのある音が心地よい

オーディオショップの「アムトランス」で、同店自慢のオーストリア製真空管オーディオを体験。アンプはもちろん、CDプレーヤーまで真空管を使用しているということで、独特の暖かみのある音が心地よい

 

試聴したオーストリア・ayon製の真空管アンプ「MERCURY」(写真右下)。価格は126万円だ

試聴したオーストリア・ayon製の真空管アンプ「MERCURY」(写真右下)。価格は126万円だ

 

アムトランスからはお土産として真空管の「生写真」各種をいただいた

アムトランスからはお土産として真空管の「生写真」各種をいただいた

 

 

 このあと一行は、JR中央線のレンガ作りの高架や、神田川にかかる昌平橋(NHKの朝ドラマ「あまちゃん」のロケ地でもある)などの説明を受けながら再び電気街へ。「計測器ランド」の店頭にある昔の測定器を見たり、近くの人気飲食店の説明を受けながら、いよいよ「ロケットアマチュア無線本館」へと向かう。

 

東洋計測器の「計測器ランド」では、昔の測定機器をショーウインドー越しにチェック

東洋計測器の「計測器ランド」では、昔の測定機器をショーウインドー越しにチェック

 

いよいよこのあと、ロケットアマチュア無線本館の内部へ!!

いよいよこのあと、ロケットアマチュア無線本館の内部へ!!

 

<いよいよお待ちかね!>次ページでは、女性ガイドがモールス信号を披露!!

 

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