静岡、愛知、岐阜、三重の4県を管轄する総務省東海総合通信局のWebサイトには「マイメディア東海」という広報コーナーが設けられている。その6月25日付のコラムで、電波を利用した便利なモノとして、標準周波数局(JJY)電波を受信して正確な“時”を表示させる、「電波時計」を紹介している。
記事では、「私たちの身のまわりには、電波を利用した便利なモノがたくさんあります。携帯電話やスマートフォンがない世の中は考えられないと思われる皆様は多いと思いますが、実は、電波を利用した便利なモノは携帯電話やスマートフォンだけではないということを紹介する企画です」として、「電波時計」を紹介している。
「電波時計は、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)が運用する標準周波数局(JJY)から送信される標準電波を受信して、正確な時間を表示できる時計のことです」「電波時計の誤差は、約10万年に1秒の誤差と言われています」という内容で、国内にある標準周波数局の「おおたかどや山標準電波送信所(福島県田村市都路町/双葉郡川内村)」と「はがね山標準電波送信所(佐賀県佐賀市富士町/福岡県糸島市)」の2か所を写真入りで解説。
さらに「AMラジオよりも低い周波数帯の40kHz、60kHzを受信できる受信機はあまり、市販されていないと思いますので、受信してみました。受信音は、1秒間隔で“ツー、ツー、ツー、ツー”の繰り返しでした」と、機器を使って電波の受信実験も行っている。
なかなか興味深い内容が紹介されているので、詳しくは下記の関連リンクで確認してほしい。
●関連リンク:東海海総合通信局 マイメディア東海 コラムvol.14「電波時計」
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