八重洲無線株式会社は業務用特定小電力ハンディトランシーバー(400MHz帯)の新製品「FTH-508」を発表し、6月24日にWebサイトに掲載した。単3アルカリ電池が使用可能で本体の厚さがわずか17mmというスリムなボディーに、各種の機能を搭載している。価格はオープンプライス。
八重洲無線のFTH-508は、単3アルカリ乾電池1本で動作する特小ハンディ。本体の厚さがわずか17mmというスリムサイズが特徴で、最高水準(IP67)防塵・防水性能を装備。業務用にふさわしく各種の機能を装備している。概要は以下のとおりだ。
★FTH-508の特徴
・最高水準の防塵・防水性能 IP67
・カードサイズの薄型フラットボディ
・単3形電池1本での運用ができる省電力設計
・単3形ニッケル水素電池、急速充電器を標準付属
・付属ニッケル水素電池で約33時間、アルカリ電池で約28時間の運用が可能
・かんたん操作、シンプルなキーレイアウトと大型ディスプレイ
・受信チャンネルをサーチするスキャン機能
・特定の相手を呼び出すセレコール機能
・会話のプライバシーを守る秘話モード
・サイレントモード(バイブレータ)着信機能
・緊急の状態を知らせるエマージェンシー機能
・相手が通話圏内にいるかわかるコールバック機能
・空きチャンネルを自動で選択するオートチャンネルセレクト機能
・豊富なグループコード設定(155通り)
・電池の消耗を防ぐオートパワーセーブ機能
・送受信切り替え時の雑音を除くPTTディレイ
・モニター専用機として運用可能
★主要スペック
・送受信周波数(12.5kHz ステップ):
1~9ch:422.2000MHz~422.3000MHz
01~11ch:422.0500MHz~422.1750MHz
・中継装置使用時:
10ch~18ch:送信440.2625MHz~440.3625MHz/受信421.8125MHz~421.9125MHz
12ch~29ch :送信440.0250MHz~440.2375MHz/受信421.5750MHz~421.7875MHz
・電波型式:F3E/F2D
・通信方式:単信および半複信方式
・送信出力:10mW 以下
・受信感度:-8dBμV以下(12dB SINAD)
・低周波出力:40mW以上
・動作温度範囲:-10℃~+50℃
・動作電圧範囲:DC1.0V~1.7V
・本体寸法:54.0W×86.0H×17.0Dmm
・本体重量:約120g(ニッケル水素電池FNB-135含む)
なおFTH-508の発売は7月初旬の模様。製品の詳細は下記関連リンクで確認して欲しい。
●関連リンク:
・商品情報 FTH-508(八重洲無線)
・FTH-508カタログ PDF(八重洲無線)
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