7月20日(日)午後、「CQ World Wide VHF Contest」へ参加するタイ(E2/HS)のアマチュア局が多数、50MHz帯で入感した。またその前日となる19日(土)の午後にも同国の局が複数入感している。
7月19日の18時UTC(日本時間20日午前3時)から20日21時UTC(日本時間21日午前6時)まで、CQ World Wide VHF Contestが開催されたが、同コンテストに参加するタイのアマチュア局多数が、20日の午後(JSTの13~17時台)にJAへ入感した。Eスポのマルチポップによる伝搬の可能性が高く、特に1エリア以西で良好だったという。またその前日となる7月19日午後(JSTの16~19時台)にもJAへ入感している。
タイは通常、50MHz帯のアマチュア無線運用が制限されており、毎年「CQ World Wide VHF Contest」など、限られた期間でのみ運用が許されてきた経緯がある。しかしARRL NEWSの報道によると、このほど同国の50MHz帯運用の制限が撤廃される見通しとなったという。今後の入感にも期待が持てそうだ。
★7月19日~20日にDXクラスターでJAへの入感リポートがあったおもな局
E2X、E20AE、E20AW、E20AX、E20QVD、 E21AW、E21EIC、E21EJC、E27EK、E29BUQ、HS1IWX、HS1NIV、HS2JFW、HS3ANP、HS3LSE、HS3NBR、HS4DDQ、HS4RAY、HS4SSP、HS5AC、HS5AR、HS50RAST、HS0ZCW、HS0ZKX
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