1990年に打ち上げられた「LUSAT-1」(OSCAR 19またはLO-19として知られている)は来年25周年を迎えるが、 ある程度再稼働しているように見える。テレメトリを送っているだけでデジタル・トランスポンダーが使用可能だとは報告されていない。
「太陽に照らされたときにLUSAT-1が再び送信を始めるということを我々は2年前に知っていた。」と、Pedro Converso氏(LU7ABF)はAMSAT-BBに報告した。最近の夜間パスの間、LO-19が地球の影から出てきた22分後に、「437.125MHzの普通の強い900mWの連続キャリア」を聞いて、彼は驚いた。「打ち上げから25年を経過してもNi-Cdバッテリーが充電可能で使用できるのは、ほぼ奇跡だ」と、彼は言った。
LUSAT-1はアルゼンチン最初の衛星として、1990年にフランス領のガイアナからアリアン4号で発射され、これまでに128,000以上のオービットを完了した。アップリンク周波数は145.84MHz、145.86MHz、145.88MHz、145.90MHzFM、ダウンリンク周波数が437.125MHzでAX25プロトコルのデジタルトランスポンダーを積載している。
オーディオ・クリップ、追跡情報や受信報告はAMSAT-LUのWebサイトで確認でき、電子メールでのレポートを歓迎している。 (ARRLニュース 8月18日より抄訳 ※許可を得て転載/(C)ARRL )
●関連リンク:
・「Venerable LUSAT-1 (OSCAR 19) Takes to the Dark Side」(ARRL NEWS)
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