日本南極地域観測隊の越冬隊員の1人であるJG2MLI・吉川氏の現地からのブログ「こちらは8J1RL南極昭和基地です」によると、2014年2月1日の越冬交代から南極昭和基地JARL局「8J1RL」の運用を開始した第55次隊員が、8月31日に“5,000QSOを達成した”と報告した。同一バンド、同一モードの重複はほぼないということだ。
越冬隊員であるJG2MLI・吉川氏は、ブログ「こちらは8J1RL南極昭和基地です」に「5,000 QSO達成」というタイトルの記事を掲載した。これまでの7か月間、日々の観測活動で多忙の合間を縫っての5,000QSOは頭が下がる。
ブログでは、日本を含め交信上位15か国とその国別の交信数をリストで紹介している。断トツのトップは日本で3,791QSOだった。また9名の隊員で「8J1RL」の運用を行っていることもわかる。
いよいよ私たち55次隊員による運用も残り4ヶ月ちょっとになりました。
そろそろDXシーズンに入り始め、日暮れ前後からEUが、また静まり返っていた10mバンドもJA各局が聞こえ始める季節です。
未交信の方は是非お呼び下さい。
全バンド通して8J1RLとの交信がない方、5月5日こどもの日特別運用の際に交信できなかった青少年局も可能な限りスケジュールに応じたいと思います。吉川宛て(yath_yあっとnifty.com)にメールを下さい。
フルタイムではありませんが、明日から開催の All Asian DX/Phone、今月下旬に開催される WW DX RTTY にも8J1RLは参戦予定です。
聞こえましたらどうぞ宜しくお願いします。
ブログに書かれているが、未交信の局とは積極的にサービスを行ってくれるという。スケジュールQSOもOKということだ。おりしも季節は秋のDXコンディションに突入した。太陽黒点数(サンスポットナンバー)も上昇傾向にある。先日の「第55回 ALL ASIAN DXコンテスト(電話部門)では、21MHz帯のSSBで多くのJA局と交信を行っていた。ぜひこの機会に南極とのQSOにチャレンジしてはどうだろうか。
またブログには、「国別交信回数」「周波数/モード別交信回数」「隊員/モード別交信回数」のデータがリストで紹介されている。29MHz帯FMモードで22QSOできていることや、7MHz帯のSSBではQSOがないことなど、その内容は興味深い。詳しくは、下記の関連リンクから確認してほしい。
●関連リンク:5,000 QSO達成(こちらは8J1RL南極昭和基地です)
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