FCC(米国連邦通信委員会)は、8月29日にアマチュア無線局のバニティコールサインのライセンス手数料を21.40ドルに改訂することを公示し、9月11日から発効となった。同手数料は昨年8月に16.10ドルに改定されたばかり。一気に5.30ドルの値上げというのは近年で最大の引き上げ幅となる。
米国のアマチュア無線には、手数料を支払えば空きコールサインの中から希望するものの発給が受けられる「バニティコールサイン」という制度がある。FCC は2013年度のバニティコールサインプログラムに関する収入は推定230,230ドル となることを報告し、2014年度には246,100 ドルを集めるだろうと予測している。
バニティコールサインの手数料は、FCC のULS データベースで”HV”として指定された任意のバニティコールサインのライセンス更新時(10年有効)、または新規のバニティコールサイン申請時に適用される。
なおFCCは現在、バニティコールサイン手数料の小切手による支払いを受け入れていない。支払いは、オンラインによるACH支払い、同クレジットカード支払い、または電信送金を通して支払われなければならない。その他の形態の支払いは拒絶され、申請者に戻される。(ARRLニュース 9月15日付けより抄訳 ※許可を得て翻訳転載/(C)ARRL )
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