9月12日の記事で「<秋のDXシーズン到来の兆し!>太陽黒点数(SSN)が8月下旬から緩やかに上昇、100台半ばまで回復!!」とお伝えしたが、期待に反してその後は100を割り込んだ状態が10日間も続いている。「太陽黒点情報 – 宇宙天気情報センター」の発表によると、9月24日のSSNは「76」と、いまひとつ元気がない。この先、秋のDXシーズンは大丈夫だろうか!?
太陽黒点数=サンスポットナンバーは9月15日を境に100を切ってしまった。そして24日までの10日間、100台まで回復できない状態が続いている。実際のコンディションも「短時間はオープンするものの、本格的な“秋のDXシーズン”を感じるほどではない」と嘆くDXerも多い。
その一方で、西アフリカ・ベニン王国からイタリアチームによる「TY1AA」が、各バンドで精力的にサービス中だ。メンバーとしてJA3USA・島本氏が参加し、多くのJA局がQSOに成功している。また南大西洋に浮かぶイギリス領・
さらに6mバンドでは東南アジアやオセアニア方面が頻繁にオープンするようになってきた。
大気圏に到達する太陽のエネルギー指標となる「SFI(Solar Flux Index)」は上昇傾向にあり、地球側の地磁気活動を表す「A-Index」や「K-Index」は低く安定している。
●関連リンク:
・TY1AA DXペディションチーム
・ベニン王国(ウィキペディア)
●いったん広告です: