10月11日(土)21時から24時間にわたり、JARL主催の「第35回全市全郡コンテスト」が3.5/7/14/21/28/50/144/430MHz帯と1200MHz帯以上の各アマチュアバンドで開催される。コンテストファンはもちろん、未交信の「市郡区」の局を探しているアワードハンターにとっても格好のコンテストだ。
JARLが主催する国内4大コンテストのうち、今年最後を飾るのが「全市全郡コンテスト」だ。今年で35回目を迎えるが、その名のとおり国内の全市、全郡、そして区のアマチュア無線局とより多く交信(または受信)し、マルチを稼ぐコンテストとして有名だ。期間中、常設局のいない珍しい場所からの移動運用も盛んなことから、市郡区(町村)ハンターにとっても注目のコンテストでもある。
コンテストは「電話部門(空中線電力20/10W以下に限る)」と「電信部門」「電信電話部門」の3つに分かれている。また、一般的な交信を行って点数を増やすエントリー以外に、SWL(アマチュア局の電波を受信する個人)のために、より多くのアマチュア局の信号をルールに則り受信して点数を競うエントリーもある。
ナンバー交換は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す市、郡、または区ナンバー」+「空中線電力を表すアルファベット1文字」となる。コンテスト参加前に下記関連リンクから主催者のWebサイトにアクセスし、公式ルールを確認しよう。
なお、JARLでは10月1日付けの「コンテスト委員会からのお知らせ」として、「電子ログ提出にあたっての注意点」などをアナウンスしている。
●関連リンク:
・市郡区番号リスト(JARL Web)
・JARLコンテスト委員会から(JARL Web)
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