アマチュア無線の資格を持ち、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士と、子どもたちが交信を行うプロジェクト「ARISSスクールコンタクト」。きょう10月9日(木)の18時00分から約9分間、愛知県刈谷市のNPO法人「空とロケット団」のメンバーが「8J2YSM」のコールサインで行う予定となっている。
ariss.orgおよび「風とロケット団」によると、交信スケジュールは下記のとおり。なおISSには現在、日本人宇宙飛行士が滞在していないことから、子供たちとの交信は英語で行われることになる。
★NPO法人「空とロケット団」
・コールサイン:8J2YSM
・日時(JST):10月9日(木) 18時00分05秒 ~ 9分30秒間
・運用地:依佐美送信所記念館(愛知県刈谷市高須町)
※一般見学可能 詳細はWebサイトで案内
国際宇宙ステーションのコールサインは「NA1SS」。ARISS.orgのWebサイトによると、ISSからは145.80MHzで音声信号が送られてくる。
NA1SSから発射された宇宙飛行士の声は、「見晴らしのよい場所で、ハンディ機に付属ホイップアンテナでも聞こえた」「アパートのベランダから斜めに付き出したモービルホイップでキャッチした」といった受信リポートがTwitterに書き込まれていた。ビームアンテナに仰角ローテーターといった本格装備がなくても、ISSの軌道が高く状態の良いタイミングなら、受信のチャンスはありそうだ。
宇宙飛行士との交信を楽しみに、準備を重ねてきた子供たちの夢を壊さぬよう、貴重な信号を静かにワッチするよう心掛けたい。
●関連リンク:
・Upcoming ARISS Contacts(ARISS.org 最新スケジュールを掲載)
・NPO法人 空とロケット団
・Twitter はるかかなた(風とロケット団)
・小・中学生が国際宇宙ステーションの宇宙飛行士と交信~ARISSスクールコンタクトを行うアマチュア局に免許(東海総合通信局)
・ARISS Japan
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