「意識は無意識の支配下なのか?」がテーマという、森田 健監督(JH1ICY)の映画「和」が、12月6日から19日まで東京・六本木でロードショー公開が行われている。映画全般にわたってアマチュア無線の交信シーンが登場し、ヒロイン役の星野聖良(JI1EFB)が歌う主題歌の曲名も「ハローCQ」という、ハムには見逃せない内容だ。映画に登場する“無線シーン”と、監督や出演者への独占インタビュー動画をhamlife.jpの独占取材で紹介しよう。
「不思議研究所」の所長で作家の森田 健監督は、2013年公開の映画「ワンネス~運命引き寄せの黄金律~」に次いで、今回の「和」が監督第2作目となる。
映画は「意識は無意識の支配下なのか?」がテーマ。ドキュメンタリー部分、ドラマ部分、アニメーション部分の3つのパートで構成され、それぞれのパートがつながりを持っているという、斬新な映像手法で展開する。
ドラマ部分は主人公の高校生、流星(新田海統)とヒロインの星美(星野聖良)が行うアマチュア無線の交信をメインに進行していく。51MHz帯FMモードのラグチューのほか、SSBによる月面反射通信(EME)、モールス通信、テレビ通信などさまざまな通信手段が使われ、2人の交信相手としてフランスの局や宇宙人(!!)も登場する。
無線交信のシーンはアイコムや第一電波工業、GHDキーなどのサポートのもと、あるアマチュア無線家の自宅でロケーション撮影されたが、存在感のあるシャックには目を見張るものがある。また映画内で流れるモールス通信の電文作成には、Facebookのグループページなどで多くのアマチュア無線家が協力したという。
映画「和」は12月6日(土)から19日(金)まで、東京・六本木の「シネマート六本木」で毎日1回上映されている。劇場売りの当日券もあるが、森田健監督の「森田健シネマズ」のWebサイトでは特典付きの前売り券(日時指定)を販売中だ。スケジュールや購入方法など、詳しくは最終ページにある関連リンクから、「森田健シネマズ」を見てほしい。予告編動画も用意されている。
なお、この映画は2015年に全国各地での公開が計画されている(詳細スケジュールは現時点で未定)。
hamlife.jp独占!! 監督・出演者インタビュー動画と、星野聖良が歌う「ハローCQ」は次のページへ!!
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