2015年1月5日から施行される「アマチュア局バンドプラン改正」に伴い、総務省は12月26日、HF帯電波監視業務と宇宙電波監視業務を行っている日本で唯一の施設「三浦電波監視センター(神奈川県三浦市)」において、施行の日から約1か月間にわたり、短波帯以下のアマチュアバンドを重点的に監視すること発表した。
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【新バンドプラン施行 記念企画】<写真で見る>短波帯以下と宇宙電波を監視する、関東総合通信局「三浦電波監視センター」のアンテナ群
12月17日、総務省は「アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別を定める件の一部を改正する件」など、アマチュア無線のバンドプラン(使用区別)の改正と、475.5kHz帯(472~479kHz)をアマチュア業務へ割り当てるための告示を行った(12月17日の記事)。
これにより、2015年1月5日からはアマチュアバンドとして新たに475.5kHz帯が加わるが、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)ではアマチュア局の新バンドプランを作成。1月5日から施行することとなった。
今回総務省では周波数等使用区別の移行状況確認などのため、国際電気通信連合(ITU)条約上の国際監視局に指定されている、日本で唯一の施設「総務省関東総合通信局三浦電波監視センター」において、アマチュア局の新バンドプラン施行に併せて、施行の日から約1か月間にわたり短波帯以下のアマチュアバンドを重点的に監視することを発表した。
●<475.5kHz帯も割り当て>総務省、官報で来年1月5日施行の「アマチュアバンドプラン」を告示、JARLは新バンドプランの表を掲載!!
※本稿初出時、記事タイトルに新バンドプランの施行を1月15日と 記載しましたが、正しくは1月5日となります。お詫びして訂正いたします。(hamlife.jp)
●関連リンク:
・関東総合通信局 アマチュア局バンドプラン改正に伴う電波監視について
・関東総合通信局 平成26年12月17日に告示されたアマチュア局バンドプラン改正概要(PDF形式)
・総務省 電波監理部(三浦電波監視センター)
・総務省 短波監視施設(DEURAS-H)
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