総務省は1月5日(月)、電子証明書方式の「総務省 電波利用 電子申請・届出システム」における「インターネット申請アプリケーションのバージョンアップのお知らせ」と、「Java Runtime Environmentバージョン変更のお知らせ」を発表した。すでに1月5日から新プログラムが導入されている。今回のバージョンアップには、旧プログラムのアンインストールを行った上で、最新版のインストールをしなければならない。また、証明書のインストールなどに必要となるJavaのバージョンも最新の「8」に上がっているので注意を要する。なおアマチュア局の開局、再免許、変更などの申請でよく使われる、ID・パスワードを利用した「総務省 電波利用 電子申請・届出システム Lite」は、このバージョンアップは必要ないようだ。
総務省が提供しているインターネット経由の免許申請システムには2つの種類がある。1つは業務無線局などにも対応した、無線局電子証明書方式でICカードリーダライタなどの準備が必要となる「総務省 電波利用 電子申請・届出システム」で、もうひとつは事前に発給されたIDとパスワードを使用するアマチュア無線局用の「電波利用 電子申請・届出システム Lite」だ。どちらのシステムも、Webサイト上でアマチュア無線局の開局申請、再免許申請、変更申請(届出) などの手続きが行えるようになっている。
その電子証明書方式による「総務省 電波利用 電子申請・届出システム」について、総務省は1月5日(月)に「インターネット申請アプリケーションのバージョンアップのお知らせ」と、「Java Runtime Environmentバージョン変更のお知らせ」を発表した。
注意しなければならないのは、いままでのバージョンをインストールしていたパソコンの場合、起動時に自動更新されるのではなく、一度アンインストールを行ってから、新しいバージョンをインストールし直す必要があるということ。
さらに、対応するJavaのバージョンも上がっている。同省の発表でも「平成27年1月4日(日)以前に本システムをご利用された方には、JRE 7の導入をお願いしていましたが、平成27年1月5日(月)以降に本システムをご利用になる場合は、JRE 8を導入していただく必要があります」としている。このため新たに証明書のインストールも必要となる。
早速これら一連の作業を行った情報提供者によると、「古い電子申請プログラムとJava7が入っていたので、『証明書がストアされていない可能性がある』と、見当違いのメッセージが出て、新しい電子申請プログラムとJava8の接続がなされている確認に少々時間が掛りました」という報告もあった。
なお、事前に発給されたIDとパスワードを使用するアマチュア無線局用の「電波利用 電子申請・届出システム Lite」の場合は、上記の変更作業は必要ないようだ。
詳しくは下記の関連リンク「総務省 電波利用電子申請・届出システムからのサービスに関するお知らせ」から確認してほしい。
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