千葉県立現代産業科学館(市川市)では、1月12日(月・祝)までの日程で「真空管展~ひとつの時代を築いた製品たち~」を開催中だ。会場内にはさまざまな真空管のほか、コリンズのKWM-1、KWM-2Aをはじめとする真空管式の無線機も展示している。
千葉県は1943(昭和18)年に理研真空工業を吸収合併して発足した「日立製作所茂原工場」があり、1964(昭和39)年には真空管の生産量が全国の25%を占めるほどに発展していた。
千葉県立現代産業科学館は、広く一般に普及し、ひとつの時代を築きながらも現在ではほとんど見られなくなった「真空管」に着目し、真空管やその使用機器を集めた企画展を同館サイエンスドームギャラリーで実施中だ。会場内には各種の真空管のほか、コリンズのHFトランシーバーであるKWM-1、KWM-2Aをはじめ、真空管式の無線機も良好な状態で複数展示している。
同館は有料だが、この展示部分への入場は無料なので足を運んでみてはいかがだろうか。
・会期:1月12日(月・祝)まで
・場所:千葉県市川市鬼高1-1-3(商業施設「ニッケコルトンプラザ」に隣接)
・開館時間:9時~16時30分(入場は16時まで)
・アクセス:JR総武線・都営新宿線「本八幡」駅から徒歩またはバス、京成電鉄「鬼越」駅から徒歩
・展示されている無線機(例):
Lafayette KT-200 (トリオ9R4Jの海外OEM版)
コリンズ KWM-1 ライン
コリンズ KWM-2A ライン
トリオ TS-900
●関連リンク:
・真空管展 jpg画像(千葉県立現代産業科学館)
・千葉県立現代産業科学館
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