2015年1月5日に開放されたばかりの新アマチュアバンド、475KHz帯(472~479kHz)。このバンドを使用した初の2WAYによるリポート交換が1月25日(日)12時15分、秋田県のJA7NI-JA7GYP両局間で行われた。2局間の通信距離は10mということだ。
このリポート交換に成功したのは、JA7NI・冨樫さんとJA7GYP・古田さんの2人。両局は1月5日のバンド開放を待って東北総合通信局に無線局の変更許可を申請し、冨樫さんは1月16日付、古田さんは同23日付けで変更許可を得た。
両局は半径200mの範囲内に自己所有以外の建物がない秋田県大仙市内の山林を運用地として申請。1月25日はこの場所から信号を発射し、相互間の距離わずか10mながら、475kHz帯で初となるリポート交換に成功したもの。
この模様や使用機器、475kHz帯申請に至る数々の準備などはJA7NI・冨樫さんのブログ「JA7NI – AKITA GRABBER」に写真入りで詳しく掲載されている。また同ブログは160m以下のバンドに関する情報も豊富だ。さらに2月19日発売の月刊誌「CQ ham radio」3月号にも紹介記事が掲載されるという。
●関連リンク:
・2way 475kHzレポート交換(JA7NI – AKITA GRABBER)
・JA7NI – AKITA GRABBER
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