hamlife.jp(ハムライフ・ドット・ジェーピー)

注目キーワード:

hamlife.jp > ニュース > 話題 > <熟練したオペレートに賞賛の声も>泉田新潟県知事(7K1KJK)、7MHz帯SSBで特別局「8N0E7K」を約45分間運用


<熟練したオペレートに賞賛の声も>泉田新潟県知事(7K1KJK)、7MHz帯SSBで特別局「8N0E7K」を約45分間運用

2015年2月7日(土)午後、新潟県知事の泉田裕彦氏(7K1KJK、2アマ)が3月14日に開業する北陸新幹線の上越妙高駅(新潟県上越市)に設置された、同新幹線の長野-金沢間開業記念特別局「8N0E7K」を、7MHz帯SSBで約45分間にわたって運用し多数の局と交信を行った。

 

 

泉田知事の公式Twitterより

泉田知事の公式Twitterより

 

 

 この日、泉田知事はJR西日本とJR東日本の主催による「北陸新幹線 新規開業区間の試乗会」に参加し、上越妙高駅14時20分発の新幹線に乗車する公務が予定されていた。
 第2級アマチュア無線技士の資格を持つ知事は、かねてから特別局「8N0E7K」の運用を希望していたことから、同局に協力するJARL上越クラブが知事を「一日クラブ員」に任命。試乗会前の空き時間を利用し、同駅構内に設置した無線設備から「8N0E7K/0」のコールサインで7MHz帯SSBによる運用が実現した。

 

 運用は予定よりも早く13時過ぎから7.110MHzで開始。すぐに猛烈なパイルアップとなったが、知事はまったく動じることもなく、ほぼ1局/分のペースで約45分間にわたって運用。パイルアップでコールサインが取りきれない場合はエリア指定などを交えたり、交信相手局に「新幹線も開通すると近くなりますので、ぜひ今度は新潟にもお越し下さい。できればアイボールQSOも」など、さりげなく新潟県のPR(?)も行うなど、終始熟練したオペレートだった。

 

 泉田知事は1962(昭和37)年生まれ。1975年に電話級アマチュア無線技士の資格を取得し、JH0CPAで開局。その後、電信級アマ→2アマとステップアップし、引っ越しに伴いJJ3OZN、7K1KJKなどコールサインを変更し現在に至っている。

 

 この日の運用を受信していたアマチュア無線家からは「我が県の知事は2アマだったのか」「長々と喋らずスマートに交信する局はカッコいい」「泉田知事の交信は良く慣れた感じで、なんの違和感もない」「新潟県知事さんのオペ上手でした」「北陸新幹線で知事とアイボールしに行きたくなった」など、賞賛する声が多くあがっていた。

 

 交信終了後、泉田知事は公式Twitterで「本日の北陸新幹線開業記念局8N0E7Kの運用を盛況の中実施できました。多くのお声掛けをいただきありがとうございました。また、交信できずにレポートを頂いた皆様にも感謝申し上げます」というコメントを発信した。

 

 

●関連リンク:
・泉田知事、アマ無線使い北陸新幹線開業PR、上越市で「記念特別局」運用、特別会員として交信(上越タイムス)

・記念特別局に泉田新潟県知事がオンエアされます(JARL上越クラブ)
・8N0E7K運用情報

・JARL上越クラブ
・泉田裕彦 公式Twitter @IzumidaHirohiko
・アマチュア無線局 7K1KJK ex.JH0CPA

 

●いったん広告です:

レビュー評価高い Amazonベーシック アルカリ乾電池 単3形20個パック

充電式ニッケル水素電池 単3形8個セット (最小容量1900mAh、約1000回使用可能)