1月31日、カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地からデルタIIロケットに搭載された、SMAP衛星(土壌水分観測衛星)と、NASAの教育用ナノ・サテライト(ELaNA-X)CubeSat衛星4基が打ち上げに成功した。SMAP衛星に搭載されているレーダーはアマチュアバンドの1.26GHzで信号を発射、またCubeSat衛星4基は437MHz帯にダウンリンクが設けられている。
打ち上げられた4基のCubeSatsのダウンリンク周波数は次のとおり。
・Firebird II FU3 437.405MHz(19,200bps FSK)
・Firebird I FU4 437.230MHz(19,200bps FSK)
・GRIFEX 437.485MHz(9,600bps FSK)
・ExoCube (CP-10) 437.270MHz(9,600bps FSK)
このうち、GRIFEXはミシガン大学のプロジェクトでJPLが協力している。ExoCube(CP-10)は、NASAとパートナーシップのあるカリフォルニア州立工科大学サン・ルイ・オビスポ校とウィスコンシン大学開発による宇宙天気観測衛星で、スポンサーは米国立科学財団。Firebirdはモンタナ州立大学とニューハンプシャー州立大学、The Aerospace Corporation、 Los Alamos National Laboratoriesが「Firebirdコンソーシアム」としてコラボレーションしている。(ARRLニュース 2月2日付 ※許可を得て抄訳/(C)ARRL )
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