2015年2月2日から14日まで、カリブ海のナヴァッサ島(ナバサ島)から22年ぶりのオンエアーとなる「K1N」DXペディションが行われた。最も交信したい(most-needed)エンティティーとして、Club LOGでは1位、DXマガジンでは第2位にランクされている「珍中の珍」で、運用期間中は世界中が“K1N祭り”となった。JAからは交信しづらいカリブ海。コンディションも今ひとつだったが、貴局の成果はいかがだっただろうか。今回、そのDXペディションの様子を紹介する、貴重な動画が公開されたので紹介しよう。
ウィキペディアによると、ナヴァッサ島はアメリカ合衆国が領有を宣言し実効支配中の無人島で、「一般人のナヴァッサ島への上陸は危険とされ、プエルトリコのボケロン(Boqueron)にある魚類野生生物局事務所に上陸許可を得る必要がある」としている。
そんなナヴァッサ島からのDXペディションの様子を捉えた動画が、初めて公開された。
ヘリコプターで降り立つ様子や、潮風に耐え、屋根は朽ち果てむき出し状態となったコンクリートの壁が痛々しい灯台守居所跡、灯台の周辺に現地シャックを設営して運用を行ってる様子は興味深い。
発電機の数々、そしてアンテナなども確認できる。とくに地上高が数メートルしか上げられていない八木アンテナは、遮るものが何もない孤島ということで、強風を避けるためただったと想像できる映像もある。
また、40フィート(約12m)という断崖絶壁にワイヤーを張り、海から機材を搬入している状況も映っている。
●Short K1n
●<まもなく開始!!>ナバサ島から22年ぶりの運用「K1N」DXペディション
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