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<マイメディア東海>愛知県名古屋市熱田区で実施した、東海総通の規正用無線局とJARLガイダンス局の「連携運用」をリポート

静岡、愛知、岐阜、三重の4県を管轄する総務省東海総合通信局のWebサイトに掲載されている「マイメディア東海」という広報コーナーにおいて、去る3月19日に学校法人電波学園名古屋工学院専門学校の協力を得て、同施設のある名古屋市熱田区で実施した東海総通の「規正用無線局」と、JARL(一般社団法人 日本アマチュア無線連盟)の「ガイダンス局」の連携運用の様子が紹介された。併せて当日の様子は、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)の「What’s New」でも紹介している。

 

 

 

3月19日に愛知県名古屋市熱田区で行われた連携運用の模様をリポートした「マイメディア東海」(同Webサイトから)

3月19日に愛知県名古屋市熱田区で行われた連携運用の模様をリポートした「マイメディア東海」(同Webサイトから)

 

 

 

 東海総合通信局では、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)の東海地方本部および東海各県の支部・監査指導委員会と共に、管内各県で定期的に連携運用を行い、安心・安全に電波が利用できるよう電波環境の改善に大きな成果をあげてきた。

 総務省の地方総合通信局とJARLの「連携運用」とは、アマチュア無線に割り当てられた周波数の使用区別(バンドプラン)を守らない人や、呼出符号を送出しない人などの違反に対し、無線局の正しい運用を促す目的で、電波で注意喚起のメッセージを送信するものである。

 まずJARLが所有するアマチュアガイダンス局(アマチュア局に適正な運用を確保するためのメッセージを送信する無線局=アマチュア局ではなく“特別業務の局”という位置づけ)から電波法に基づいた適正な運用を周知・広報するメッセージを送信。それでも違反状況が改善されない場合は、総合通信局の規正用無線局(違反運用を行っている無線局に“即時停止”を指導するための無線局)から警告・注意を行う。

 

 

「マイメディア東海」によると、「昨年3月の実施に続き、学校法人電波学園名古屋工学院専門学校の協力を得て、1号館屋上(12階相当)にアンテナを設置し、同校1号館10階の一室を運用場所とさせていただきました」「今回で3回目のこの場所はロケーションがとても良く、直下に国道1号線が走り、また国道23号線や名古屋港が近いこともあり、移動しながら運用する違法・不法局に対して運用の効果が発揮できるところです」「当日は朝から雨が降っており、違法局の出現が普段より少ないのではないかと予想されましたがロケーションの良さからか、午前10時から午後3時までの間に、ガイダンス局では78回のアナウンスを行い、それでも無視し運用を続ける者に対しては、規正用無線局にて19回の警告を行いました」と伝えている。

 

 なお、東海総合通信局管内では、平成22年11月、静岡県十国峠レストハウス駐車場で第1回目を実施してから今回で18回目の実施となり、今回の連携運用では総務省本省の総合通信基盤局による業務視察が行われた。

 

 

 

JARLの「What’s New」でも、当日の様子をリポート(同Webサイトから)

JARLの「What’s New」でも、当日の様子をリポート(同Webサイトから)

 

 

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

 

●関連リンク:

・東海総合通信局 東海総合通信局の規正用無線局と日本アマチュア無線連盟のガイダンス局の連携運用を実施(平成27年3月19日実施)
・東海総合通信局・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局が愛知県名古屋市熱田区(学校法人電波学園「名古屋工学院専門学校」)で連携運用を実施(JARL Web)

 

 

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