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<写真リポート>海外から訪れたハムに開放! 24時間体制、第23回世界スカウトジャンボリー記念局(臨時局)「8N23WSJ」の運用状況

7月28日から8月8日まで山口県山口市で開催中の「第23回世界スカウトジャンボリー」に合わせ、会場内に設置されたアマチュア無線の記念局(臨時局)「8N23WSJ」。7月31日(金)夜には国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士の間で交信をする「ARISSスクールコンタクト」が実施されたほか、滞在中のスカウトに向けたイベントが連日行われている。今回の記念局運用は相互認証(相互運用協定)を締結していない国からの来訪者に対しても運用が行える“特例措置”を設けられ、各国から現地を訪れた無線資格者たちが交信を楽しんでいる。その様子がスカウト関係者からhamlife.jpに届いたので紹介しよう。

 

 【追記】
主催者側は「参加者総数は3万3838人、参加国・地域は152に修正(8月7日付)」と発表した。

 

 

※画像はクリックすると拡大します。

 

 

 

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第23回世界スカウトジャンボリーのシルバースポンサーでもあるアイコム株式会社は、万全な体制で「8N23WSJ」をポート。機器提供のほか、スタッフを現地に常駐させている

 

 

 

 ボーイスカウトの世界大会として4年に一度開催され、我が国では実に44年ぶりとなる「第23回世界スカウトジャンボリー」が、7月28日から8月8日まで162か国と地域から約3万人が参加して山口県山口市で開催されている。

 

 この大会開催を記念して、青少年に科学技術に対する理解と関心を持たせ、世界中のアマチュア局と交信してアマチュア無線の健全な普及、発展などに寄与することを目的に、アマチュア局「8N23WSJ」が開局した。

 

 

 

 

●「8N23WSJ」無線局設備

 

無線機

・IC-7851+IC-PW1 200Wと1kW
・IC-7600 100W
・IC-9100 50W
・IC-7200 10W
・IC-7100 10W
 
アンテナ(16mHのタワーにトップから順に…)
・144/430MHz帯のGP
・ミニマルチ 7/10/18/24MHz帯のロータリーDP
・クリエートデザイン CL-6DX(50MHz帯/6エレ)
・ナガラ電子工業 14/21/28帯トライバンダー八木
・ワイヤーアンテナは自作で160mを含めすべてフルサイズ
・12mHのマスト2本
※1本に1.9/3.5MHz帯のフルサイズ、もう1本に7/3.8MHz帯のフルサイズ

 

D-STAR関係

・ID-31
・ID-5100
・ID-1
※このほかアイコムの車両内にD-STARレピーターを設置し、スタッフが常駐。会場周辺をGPでカバーするほか、全国との交信も可能

 

 

 

 

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次ページでは、海外から訪れたハムに開放された「8N23WSJ」における実際の運用リポート

 

 

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